21日の参院選比例代表で日本共産党は515万票(9・7%)を得ました。参院選で比例代表選挙が導入された1983年以降、日本共産党の得票数として3番目に多く、得票率としては2番目に高い結果です。 過去最多の得票数・率は、1998年の819万票(14・6%)。税率5%への消費税増税を強行した自民党が惨敗し、日本共産党が大躍進した年です。得票数の2番目は86年の543万票(9・5%)。70年代の日本共産党の連続的躍進を受け、共産党を除く「オール与党」体制が強まるなか、大型間接税の導入が大きな争点となった年です。 今回の日本共産党の躍進は、これら過去2回の波に続く“第3の躍進の波”が始まったことを示すものです。 今回の参院選で日本共産党は、10都道府県(比例代表)と19選挙区で10%を超す得票率を獲得しています(表)。特に、比例代表の得票率で13・7%を得た東京(77万票)と17・2%を得た京都(
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