1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:大きな帽子は岐阜にある(デジタルリマスター) > 個人サイト webやぎの目 都内某所・ふつうのロイヤルホスト まずは比較のために桜新町ではない都内某所のロイヤルホストにやってきた。注文したのはコスモドリアとオニオングラタンスープ。ロイヤルホストの代表的なメニューである。

1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:準備をして敢えて電車で寝ると気持ちいい 良いギャップを感じた 街中や電車内、アンダーアーマーの服を着ている人を見ると「おっ、スポーツの人だ」と思う。スポーツウェアに詳しくない僕にも、本格的なブランドという認識がある。実際そうらしい。アスリートに愛用者が多いのだそうだ。 そして目をつけてしまう理由が、この印象的なロゴマークである。 こういうやつ。AとUの文字を組み合わせて作られたロゴ 筋トレの器具みたいでかっこいい。服にこれ付いていたら力が出るだろう。 しかしよく見ていたらイチョウの葉っぱみたいにも見えてきた。ロゴの四隅、ラインが外に向かって広がっているところが。 イチョウの葉というと、鮮やかに紅葉して季節の
記事やイベントで抜群の存在感を誇る一方で、運営が赤字続きだったことは周知の事実。独立後も赤字が続く見通しだという。新会社は林さんの“1人会社”でオフィスもないため、屋根や壁もなくなる。 それって大丈夫なのだろうか? そもそもなぜ今独立したの? サイトは本当に維持できるの? 赤裸々な実情から収支構造、サーバやCMSの詳細まで、林さんにぶっちゃけてもらった。 自分でやれば、「やめろ」って言われないから ――2002年から21年間、大手企業の傘下で運営されてきたサイトが独立とは驚きました。 「自分でやりたいな」という気持ちはずっとあったんです。そうすれば「やめろ」って言われないから。雇われている限り、サイトをやめろって、いつか言われるんじゃないかと。 続けるかやめるかの判断を、自分じゃない人が握っているのは嫌だなあと思っていて。仮に黒字化したとしても、次の年は5%成長とかを期待されますよね。何の
――過去の移籍はすべて会社が決めていました。今回初めて、林さんが強く主導した移籍になりますね。 そうです。これまでずっと言われるままに転籍してきたんで。僕のサラリーマン人生でこんなに自分の意思を出したのは初めてです。 会社員はアイデンティティだったので、困りますよね。会社でふざけているとか、「東急グループの会社員なのに」っていうエクスキューズがあったのに、フリーランスだと「こういう奴、よくいるよね」ぐらいですよね。 収支と赤字額は? 台所事情を大公開! ――新会社はベタに「デイリーポータルZ株式会社」なんですね。 独立を考えていたときに、仮で「デイリーポータルZ株式会社」って言ってたのがそのままになって。何も考えずに決めました。「株式会社二重帳簿」とか「株式会社未入金」「株式会社火の車」とか一応考えましたが、税理士から「反社会的なのはだめ」って言われて。 ――えっ二重帳簿。なんでそんな名前
デイリーポータルZが独立会社になると言うニュースが出ている。現状で月百万の赤字ということだから、単純計算で月1000円の「励ます会」(有料会員)を新たに1000人獲得する必要がある。見たところ、有料会員を得るための効果的な打ち手はなさそうだ。これは「励ます会の会員が増えるかも」という希望に基づいた特攻であり、残念ながら失敗すると思う。半年か一年後ぐらいにサーバー代が払えなくなって運営が終了するのだと思う。サイト運営に関しては林さんはいつもこんな感じの印象だ。ものを書いたり企画を立てる時の独創的な感覚とは裏腹に、収益化というところには常に無頓着で策がない。定期的にサイト運営が赤字であること自体をネタにするが、一向に問題は改善していない。そして、今回はそれが行くところまで行き着いてしまうのだと思う。そうならないことを願うし、裏切られたいと思うが、たぶん無理かなという予感しかしない。 私はデイリ
東急メディア・コミュニケーションズは12月20日、傘下のWebメディア「デイリーポータルZ」の事業を、編集長の林雄司さんが代表を務める「デイリーポータルZ株式会社」に2024年1月1日に譲渡すると発表した。 新会社の資金には、林さんの退職金をつぎ込んだが、現状では月100万円ほどの赤字が続く綱渡り運営になる見込み。読者に対して、運営資金を支援する「デイリーポータルZをはげます会」(月額1100円~11万円)に参加してほしいと呼び掛けている。 「デイリーポータルZ株式会社」は、代表の林さんだけが所属する1人会社。これまで社員スタッフとしてサイト運営に携わっていた5人のメンバーは、全員が東急グループを退社し、業務委託として新体制に参加するという。 新体制でも「サイトは変わらない」という。林さんは「来年からは間接業務が少なくなる。出張申請せずにどこにでも行ける。思いつきを実現できる環境になるので
デイリーポータルZは2024年1月1日から運営会社が変わります。 新しい運営会社は「デイリーポータルZ株式会社」です。 独立します 流浪のサイトとして運営会社が2回変わってきましたが、ついにデイリーポータルZ株式会社になります。代表は私、林がつとめます。 これまでお世話になったみなさま、ありがとうございました! そして支えてくれた読者のみなさま、これからもよろしくお願いします! サイトは変わりません、もっとおもしろくなります サイトは変わりません。暖かい靴下専門サイトになることも考えましたが、冬しかアクセスがなさそうなので踏みとどまりました。 これからも楽しく、読んだ人の気分を良くするサイトであり続けます。 来年からはデイリーポータルZのための組織で間接業務が少なくなりますし、出張申請せずにどこにでも行けます(ただし全部高速バス)。思いつきを実現できる環境になるのでサイトはもっとおもしろく
きな粉味のお菓子が好きだ。中でもダントツで好きなのが「吉原殿中」である。きな粉好きにはぜひ食べてほしい一品なので紹介したい。 おいしいもの 吉原殿中 取引先でもらった「吉原殿中」というお菓子が異様においしく、この感動を忘れないように、「おいしいもの 吉原殿中」と速攻パソコンにメモした。 それ以降「吉原殿中」の4文字がおいしいもの代表として、職場のパソコンの中に鎮座し続けていた。 おいしいもの代表の風格ただよう、老舗感あるパッケージ こちら、Amazonで注文したのだが、前食べたやつよりかなりでかい。前食べたのは単三電池ぐらいの一口サイズだったぞ。 これはうまい棒くらいの太さがある 違うのを買ってしまった……!!と思っていたのだが、食べたらあの日の感動が蘇ってきた。外側はサクッとしていて、噛むと餅米の粘り気を感じ、素朴な甘さが口の中に広がる。これは、同じやつだ!! どうやらこちらが主流の吉原
ここ数年「そろそろ始めないと…!」と軽い焦燥感を持って見てたのが、盆栽だ。 だってほら、漫画やアニメではそこそこいい年をしたおじいさんはほぼ例外なく盆栽をやっていて、しかも楽しそうなのだ。そうか、歳を取ると盆栽が楽しくなるのか。じゃあいい年になって来た自分もやるべきでは。という感じの流れで。 とはいえ現時点では、どう始めたらいいのかという手がかりもなく、正味のところ盆栽の楽しみ方もあんまり分かってない。学ぼう。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:引っ越しの片付けは文房具でなんとかしたい > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 我々はまず盆栽の正面を知るべきだった
神職の装束のひとつに「狩衣(かりぎぬ)」というものがある。 上の画像にも載せてあるが、いかにも高貴なあの衣装のことである。神社にあまり縁のない方でもテレビなどで一度は目にしたことがあるのではないだろうか。 実はこの狩衣、着るのがすごく簡単なのだ。慣れると1分もかからずに着られるほどに。 今日はそんな狩衣の着用法の話をしたい。典雅な記事になりそうだぜ。
1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:アヒルを飼える腕時計を買った > 個人サイト >ほりげー >ライターwiki 東京23区内、でかい円めぐり 日本で一番高い山は富士山。日本で一番大きい湖は琵琶湖。何事も一番はよく知られている。でも「一番大きい円」はどうだろう。聞いたことがない。 一番でかい円が気になって仕方ない。でもいきなり日本一を調べるのは大変だから、まずは東京23区内で調べよう。東京23区内で一番でかい円はなんだろう。 答えを知るには、東京23区内のでかい円の候補を挙げ、ひとつひとつ調べていくしかない。 思い浮かんだでかい円の候補たち。 なお、今回の「円」のレギュレーションであるが とする。球は2次元にしたら円なのでOKだ。このおかげでガスタンクやフジテレビの球体もエントリーした。 あとはそれぞ
沖縄では昔からツナ缶の需要が高く、スーパーなどではバラ売りや3缶パックなどと並んで普通に1ダース(12缶)の箱入り商品が並んでいる。 なぜ沖縄県民はツナが好きなのか。ツナ缶の箱売りはいつ頃どのようにして始まったのか。その謎に迫る。 沖縄県民はツナ缶を箱で買う 長く保存ができ、栄養もあって美味しいツナ缶。台所の戸棚に常備しているという方も多いのではないだろうか。 ひとくちにツナ缶と言っても油漬けと水煮があったり、ソリッド、チャンク、フレークといった形状の違い、唐辛子やガーリックなどで味付けしたもの、コーンなど他の具材とミックスしたものなどそのバリエーションはたいへん豊富である。 まだまだ缶が主流だが最近はパウチの商品も増えてきた そんなツナ缶なのだが、購入する単位でいえばだいたいバラ売りの1缶か、せいぜい3缶または4缶のシュリンクパックだろう。しかし沖縄では、これが日常の風景としてある。 ツ
デイリーポータルZにはファンクラブ「デイリーポータルZをはげます会」があります。 入会すると長文のメルマガ、会員限定のコンテンツをご覧いただけます。 チラ見せはげます会では会員だけが見られるページに載っている記事の一部を転載します。これで興味を持ってもらって入会するようにと願っております。 (はげます会の説明・入会はこちら) スズキナオ ソースなしで食べるのが基本 「うまい屋のたこ焼き」大阪府大阪市 大阪に引っ越してきて10年ほどになるのだが、移住当初、大阪育ちの友人が「遠くから来た友達に『たこ焼きの美味しい店どこ?』と聞かれるのが困る」と言うのを聞いて驚いた。 大阪を代表するご当地グルメといえば、たこ焼きかお好み焼きか、まあ本当は他にも色々あるけど、それらがかなり上位に挙がってくるだろう。私が見てきた限り、たしかに大阪の人はたこ焼きを愛している。 しかし、その愛し方は、「どこどこの店がう
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:削らず芯を足さず16km書ける金属鉛筆「メタシル」 >ライターwiki こんどはローカンマだ! 以前当サイトに書いた「業務スーパーの『〇〇醤』9種食べ比べ」という記事を読んだある方から、大変嬉しいことに、こんなリクエストをいただきました。 「いつか『ローカンマ』の食べ比べもお願いします!」 あ〜! ローカンマ! 知ってる方は知ってると思うんですが、中国の有名調味料ブランドで、漢字で書くと「老干媽」。発音的には「ラオガンマー」が近いらしいのですが、日本向けの製品にはカタカナでローカンマと表記されているので、この記事ではそれで統一させてもらいます。 で、僕、昔から中国食材専門のスーパーへ行くのが好きで、よく見かけてはいたんです。 こんなふう
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:技あり‼ハンディファンがでんでん太鼓に早変わり? > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki チーズトーストの美味さを周知するチャンス到来! ある日のこと。撮影を終えた林編集長、安藤さん、私の3人は、近くのシズラーでご飯を食べることになった。 シズラー初体験の安藤さんにサラダバーのシステムを説明しながら、私はぶち上げた。「あのですね、美味しいものが何でも食べ放題なんですけど、一番食べて欲しいのはチーズトーストなんですよ!」と。 シズラーを何度も利用している林さんも、チーズトーストに注目したことはなかったらしい チーズトーストが好きすぎる私 こんなに美味いものがメニュー下部にひっそりと。私だったら表紙
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:憧れのきのこ狩り入門(デジタルリマスター) > 個人サイト >私的標本 >趣味の製麺 >ライターwiki 南インド風チキンビリヤニを作ってみた ラーメン二郎インスパイア系ポークビリヤニのベースとなるのは、東京の大森にある南インド料理店「ケララの風モーニング」で教わったチキンビリヤニだ。 現在はワダやドーサといった南インド式のドーナツやクレープを提供している店だが、「ケララの風II」という店名だった頃は週末限定でチキンビリヤニを出しており、そのレシピを伝授していただいたのである。 当サイトに以前書いた『「ビリヤニって何ですか?」と詳しい3人に聞いてみた』の最後に出てくるビリヤニだ。 レシピを教えてくれた店主の沼尻さん。 沼尻さんの
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