「英国王のスピーチ」は現在の英国女王エリザベス2世の父であるジョージ6世(コリン・ファーズ)を主役にした歴史ドラマ。吃音障害を抱えた内気なジョージ6世が、密かに治療を依頼することになった言語療法士ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)の助けを借りて、障害を克服するまでを描いた映画です。 冒頭、大衆の面前でうまくスピーチができずに恥をかく主人公。とても辛い場面ですが、それ以降の治療の場面はとてもコミカルなやりとりで抱腹絶倒です。そして望まない国王に就任することとなり、第二次世界大戦開戦にあたり、危ういながらも自国民を勇気づけるスピーチを行なう感動のラストまで、飽きさせることはありません。その演出のバランスが見事です。 「英国王のスピーチ」は、第83回米アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、そして脚本賞を受賞しました。予備知識なしで観ましたが、アカデミー賞受賞もうなづける作品でした。監督のトム
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