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ブックマーク / kananaka.hateblo.jp (4)

  • 火熾す女。 - kananaka's blog

    久々の更新および新年のご挨拶も抜きの失礼を顧みず、2009.11.04『柿編む女』、2010.02,03『醸す女』、2010.11.10『漬ける女』に続く、「〇〇する女」シリーズ第四弾として、今日は我が家の七輪を語ってみたい。 未使用時は古新聞にくるまれ鎮座するその姿に、引越業者に「これ、何ですか?」と奇異な眼差しを向けられたことも数知れず。好奇心旺盛な友人どもには「嫁入り道具」の一言で済ませてきたが、育ての母に譲ってもらって以来、日列島を北から南まで共にしてきたそれは、私の人生において「嫁入り道具」以上の価値をもつ。 四年前(だったか?)の引越貨物+まだあどけなさの残る倉庫番。 問題のブツは矢印の先。 おや、後の都知事のお姿が…^^; 一体いつの古新聞ダ? 「七輪を持ってる」ましてや「フツーに使ってる」と言うと同年代の友人には驚かれるが、使い慣れている身にはなんのことはない、ガスコンロ

    火熾す女。 - kananaka's blog
    tsugo-tsugo
    tsugo-tsugo 2013/02/17
    かっこええ。七輪は家の奥で眠ってます・・・年数回しか使ってない・・・
  • ネコと吾子と薔薇の日々。 - kananaka's blog

    今年も娑羅*1の花弁がほころび始めた。朝に開き、夕には落ちてしまう儚さ、その楚々たる風情。モズの夫婦の鋭い囀りに、向かいのリンゴ畑で甲高く拍子を打つキジの声、長い尾を上下に振りつつ告げるカッコウの天然時報。この家で迎える二度目の夏の朝。 我が家を狩場にしてるモズのご夫婦(多分)。 ご夫君の後光が眩しすぎて申し訳ない。 正確に7時半を告げてくれる我が家のカッコウ時報。 尾羽をフリフリ上下に振りながら歌ってくれる。 おぉッ、ミヤマシロチョウ(@天然記念物)か?!と期待したのですが、たぶんウスバシロチョウ^^; 前者ならいつもお世話になってるトリの師匠=てふの師匠にも自慢できるかも。 去年の今ごろは、まだ眠りの世界を彷徨うヒカルを置いてそっとベッドを抜け出し、リビングの窓を全開に、冷涼な山間の朝の空気を吸いこみつつ搾乳をしていた。ただし乳搾りは、牝牛ではなく他ならぬ自分のそれ…orz。 あれから

    ネコと吾子と薔薇の日々。 - kananaka's blog
    tsugo-tsugo
    tsugo-tsugo 2012/07/13
    「オカエリ」! ワーそのことばだけで目から汗が!
  • 醸す女。(一部ブクマにお返事を追記) - kananaka's blog

    今週のお題:好きな調味料 ひとり暮らしを始めて以来、味噌仕込みは長く我が家の年中行事だった。昔から味噌作りは「寒仕込み」と言って、雑菌が繁殖しにくい1〜2月、つまり今がちょうど仕込みの時期に当たる*1。待ちに待った仕込みの日には、朝から豆の炊ける香りが家じゅうに立込める。足許に目を落とせば、この日に備えて、よく洗い乾かしておいた年代物の仕込桶や重石が、持ち主ともども期待に満ち満ちて、塩や麹を丹念にまぶされたタネが叩きこまれるのを待ち構えている。手仕込みの味噌は「美味しくて黴ないお味噌」と友人の間でも評判で、たっぷりのお出汁に溶いて頂く味噌汁は「手前味噌」のことばを返上する程に、とびきりの出来栄えであった。 そういえば、生まれて初めて手に入れたキッチンは、ひどく狭かった。ガスコンロは小さな口がひとつあるきりで火力も弱く、電子レンジはもちろん、電気釜さえない。流しは鍋ひとつ洗うにも苦労するほど

    醸す女。(一部ブクマにお返事を追記) - kananaka's blog
  • 「クズどもを追い払ってください」 - kananaka's blog

    「男って言うのはな」 「女ってね」 酔ってもいないのに語り始める人がいる。何故だかこちらを諭すように。 「男はプライドが高いんだから立ててあげないと」 「女の幸せは結婚だ」 「男は不器用なんだ」 「女は恋に生きる生き物だ」 ブラウン管の中のキャスターも、当たり前のように言う 「世の男性は必見」 「女性なら誰もが」 そこに語られている「男」って「女」って、誰だ? その人がそう思うのは構わない。企業がマーケティング戦略を立てることは否定しない。けれど、それを何処にも彼処にも応用し、一般化しないで欲しい。「一般化できる」と受け手に錯覚させないで欲しい。刷り込みしないでほしい。 テレビを見ないため最近の事情は知らないが、ひと昔前は主夫あるいは男性看護士を取扱うドラマや映画にさえ、幼い子どもに向かって「男の子でしょ」と、ことばを投げる大人が登場した。それが物語のアンチテーゼやアイロニーとして使われて

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