rationalityに関するtsuka_ryoのブックマーク (16)

  • 「概念の能力と合理性−−実験哲学は心理学以上の含意を持つか」 飯島・太田 (2014) - えめばら園

    http://www.info.human.nagoya-u.ac.jp/lab/phil/todayama/njp.html 飯島和樹・太田紘史 (2014) 「概念の能力と合理性−−実験哲学は心理学以上の含意を持つか」 Nagoya Journal of Philosophy, 11: 39-61. 実験哲学は、例えば道徳認知により意図性判断のパターンが変わるという、ノーブ効果(Knobe, 2003)のような現象を発見しました。こうした現象は、意図性概念という概念「能力」(competence)の内実を反映しているのか、それとも、道徳認知によってその能力の「運用」(performance)にエラーが起こっているのか−−このような問いが立てられてきました。つまり、意図性概念というのはそもそも道徳的なものを含み込んだ概念なのか、それとも、そうではないのだが意図性概念を使うときに道徳的な考

    「概念の能力と合理性−−実験哲学は心理学以上の含意を持つか」 飯島・太田 (2014) - えめばら園
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2014/03/27
    "「能力/運用エラー」は「合理的/不合理」に対応しない"
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  • 柏端達也『自己欺瞞と自己犠牲』 - logical cypher scape2

    5年前くらいから読みたいと思っていて、ようやく読めたw サブタイトルは「非合理性の哲学入門」 行為の哲学に属する話で、非合理な行為に思われる「自己欺瞞」と「自己犠牲」について分析を試みる。 非合理というのは、「何故それをやったのか」という問いに対してうまく答えられないというようなこと(合理性の規準について、書内でもっと詳しく与えられる)。 自己欺瞞については、どういう非合理性なのか 自己犠牲については、実は合理的な行為として説明できる というようなことが書かれている。 タイトルだと、自己欺瞞と自己犠牲で半々っぽいけど、自己欺瞞が1章と2章、自己犠牲が3章から8章まで、と自己犠牲の方が、割かれている紙面が多い。 論理学の道具立てが色々導入されていて、そうしたものについての入門としても読める。 具体的には、信念の論理、擬順序、メレオロジー 共同行為とか、一人称複数形における「観察によらない

    柏端達也『自己欺瞞と自己犠牲』 - logical cypher scape2
  •  「ずる」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ずる 嘘とごまかしの行動経済学 作者: ダンアリエリー,櫻井祐子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/01/25メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る 書は「予想どおりに不合理」「不合理だからすべてがうまくいく」などの著者として知られる心理学者,行動経済学者のダン・アリエリーによる第3弾となるだ.原題は「The [Honest] Truth about Dishonesty: How We Lie to Everyone - Especially Ourselves」.前2冊はヒトの経済的意思決定全般にかかる「経済合理性」を逸脱した傾向が主題だったが,書は不正行為にかかる意思決定の問題が主題になっている*1.そして「ヒトは不正行為の意思決定においてもやはり経済合理性からは逸脱するのだ」というのが書の主張になる. なお書で取り上げる不正行為は誰し

     「ずる」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 完全な真空としての合理的期待 - himaginary’s diary

    今年のノーベル賞をとば口に、合理的期待に関してMark ThomaがThe Fiscal Timesに書いている。以下はその概要。 合理的期待革命以前に経済学者が用いていた適応的期待では、期待は過去の情報に基づいてのみ形成されるため、トレンドが変化するという情報が入ってくる場合でも期待が変化しなかった。また、FRBがインフレ目標を高めるといった政策変更があっても、労働者の賃金要求はあくまでも過去のインフレ率に基づくことになっていた。 合理的期待はその問題を回避するため、過去の情報だけでなく、起こりうるショックや将来の政策変更、およびそれらの出来事がマクロ経済変数に与える影響、といったすべての情報を取り込んで人々が期待を形成する、とした。 合理的期待が妥当な時もある。例えば親子の遊びで、親が、脇の下、膝、脇の下、膝、…の順で子供をくすぐる場合を考えてみよう。子供が単純な適応的期待に基づいて直

    完全な真空としての合理的期待 - himaginary’s diary
  • 人間は合理的かどうかを決める前にまだまだ知るべき事がある Stein (1996) - えめばら園

    Without Good Reason: The Rationality Debate in Philosophy and Cognitive Science (CLARENDON LIBRARY OF LOGIC AND PHILOSOPHY) 作者: Edward Stein出版社/メーカー: Clarendon Pr発売日: 1996/01/25メディア: ハードカバー クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る Stein, E (1996) *Without Good Reason: The Rationality Debate in Philosophy and Cognitive Science* (Oxford University Press) Chap 2 Competence (noscience!) Chap 4 Charity Chap 5 Refle

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2013/10/04
    "不合理性テーゼの擁護者は、規範逸脱が「実際に」推論能力に因る例が「いくつかある」と示せばよいが(…)能力の反映かパフォーマンスエラーかを決定するのは簡単な仕事ではない"
  • チャリティ原則 Stein (1996) - えめばら園

    Without Good Reason: The Rationality Debate in Philosophy and Cognitive Science (CLARENDON LIBRARY OF LOGIC AND PHILOSOPHY) 作者: Edward Stein出版社/メーカー: Clarendon Pr発売日: 1996/01/25メディア: ハードカバー クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る Stein, E (1996) *Without Good Reason: The Rationality Debate in Philosophy and Cognitive Science* (Oxford University Press) Chap 2 Competence (noscience!) Chap 4 Charity ←いまここ Chap 5

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2013/09/11
    慈善の原理から合理性は守れない。能力とパフォーマンスにわけてパフォーマンスのエラーだっつう逃げ道も駄目。
  • イツァーク・ギルボア『合理的選択』 : みすず書房

    理論経済学の地平を切り拓きつつある研究者が平易なことばで〈ミクロ経済学〉〈ゲーム理論〉〈意思決定理論〉のエッセンスを教えてくれる一冊。数式無しに、社会のあり方についての質的洞察を与えてくれる経済学からの贈り物です。 著者に師事された松井彰彦先生(訳者)による「あとがき」はこちら。 「書を読めば、明晰かつ専門用語を使わずに、個人の合理的意思決定についての理論を学びはじめることができます。さらにゲーム理論、社会選択論、市場均衡についても概観できます。書の特色は、リスクと不確実性を強調しているところにあり、標準的な理論とその限界とが明快に議論されています。強く推薦します」 D・フーデンバーグ(ハーヴァード大学) 「書は、明快かつ包括的で巧みな経済理論への入門書です。重点が置かれているのは、あくまで概念であり、数学ではありません。書で読者はこの分野の基的な考え方を身に付けることができま

    イツァーク・ギルボア『合理的選択』 : みすず書房
  • 希望的観測の不合理性 Schroeder (2010) - えめばら園

    Noncognitivism in Ethics (New Problems of Philosophy) 作者: Mark Schroeder出版社/メーカー: Routledge発売日: 2010/03/09メディア: ペーパーバック クリック: 6回この商品を含むブログ (11件) を見る Schroeder, M (2010) Noncognitivism in Ethics (Routledge) 【目次】 3 The Frege-Geach Problem, 1939-70 4 Expressivism 5 Moral Thought 6 The Frege-Geach Problem, 1973-88 7 The Frege-Geach Problem, 1988-2006 8 Truth and Objectivity 9 Epistemology: Wishful Thi

    希望的観測の不合理性 Schroeder (2010) - えめばら園
  • 72カ国データを使った世俗合理主義の時系列変化の分析 | Theoretical Sociology

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    72カ国データを使った世俗合理主義の時系列変化の分析 | Theoretical Sociology
  • 「人間の非合理性」を科学する

  •  「The Neighborhood Project」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    The Neighborhood Project 作者: David Sloan Wilson出版社/メーカー: Little, Brown and Company発売日: 2011/08/24メディア: ハードカバー クリック: 16回この商品を含むブログ (1件) を見る 書は,新しいグループ淘汰,あるいはマルチレベル淘汰の主唱者として有名な進化生物学者D. S. Wilsonによる一般向けの書籍だ.前作「Evolution for Everyone」で自分の半生を振り返りつつ進化生物学を紹介してから5年.その5年間にウィルソンはさらに多くのプロジェクトを抱えて走り回っていて,そのエネルギッシュな様子が詰め込まれた熱意あふれるとなっている.書にはいろいろなメッセージが載せられていているが,最も大きなメッセージは「進化生物学が一部の人々に受け入れられていない現実を変えるには,進化学

     「The Neighborhood Project」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/10/15
    行動経済学について"彼等は合理的経済人仮定の誤りを指摘するだけで代替的なヒトの行動モデルを示せていないと手厳しい.そして代替モデルを示していくことに挑戦したいと抱負を述べている."
  • 「ゲーム理論による社会科学の統合」書評 多くの学問統合、自信満ちた構想|好書好日

    標準的な意思決定理論・ゲーム理論のテキスト。意思決定理論・ゲーム理論の理論的な内容を解説し、それらを検証・例証するために、実験室やフィールドにおける行動実験や歴史的・人類… ゲーム理論による社会科学の統合 [著]ハーバート・ギンタス 社会科学の統合とは何と強気な。アシモフの未来SFには人類史の将来を予測する、歴史心理学なる統合人間科学が登場するが、ついにそれが実現……とまではいかない。が、著者はゲーム理論がその基盤となると断言するのだ。 すごいぜ、と文を開くと、いきなり細かい式や証明がずらずら並んで涙目だが、とりあえずは飛ばしても大丈夫。基的に著者は、合理的個人の相互作用を描くゲーム理論モデルを使えば、各種の基的概念が基礎付けられることを示す。後半の章でそれを組み合わせた複雑な社会事象の説明を例示。そして十二章以下で、統合に向けての大きな道筋をいくつか素描してみせる。 統合対象分野は

    「ゲーム理論による社会科学の統合」書評 多くの学問統合、自信満ちた構想|好書好日
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/09/06
    "基本的に著者は、合理的個人の相互作用を描くゲーム理論モデルを使えば、各種の基本的概念が基礎付けられることを示す" んー。
  • 伊勢田哲治「科学的合理性と二つの「社会」概念」におけるエスノメソドロジー研究の位置:その1

    のちに『認識論を社会化する』(2004、http://t.co/F4vyeTj)に収録されたこの論文: 伊勢田哲治(2001)「科学的合理性と二つの「社会」概念」 『情報文化研究』14号 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~tiseda/works/SSK.html をめぐるディスカッション。 続きを読む

    伊勢田哲治「科学的合理性と二つの「社会」概念」におけるエスノメソドロジー研究の位置:その1
  •  クリストファー・チャーニアク『最小合理性』読了 - 西東京日記 IN はてな

    久々の分析哲学のでやや読むのに時間がかかりました。年とると、「難しかろうが何が何でも読み切る!」という気迫というか執念というかが薄れちゃってダメですね。 といっても、このはそんなに難解なではない。「もっとわかりやすい例や説明があるだろう」と思う部分もありますが、著者の問題意識は一貫しています。 そして、そのチャーニアクの問題意識とは次のようなもの。 ここでの私の主要な仮説は、哲学に浸透しそこで暗黙のうちに仮定されてきた合理性という概念は、あまりに理想化されているので、まともな議論の対象となるような意味では現実の人間には適用できない、というものである。(6p) つまり、哲学の世界ではa=b,b=cならば、合理的な人間は常にa=cと判断するはずだと考えますし、a>b,b>cなら必ずa>cという選好を示すと考えます。 ところが、人間には記憶や計算量の限界があって必ずしもきちんと合理的には振

     クリストファー・チャーニアク『最小合理性』読了 - 西東京日記 IN はてな
  • ドナルド・デイヴィドソン『合理性の諸問題』(続) - shinichiroinaba's blog

    書がどうして「デイヴィドソン自身によるデイヴィドソン入門書」なのかというと、普通「デイヴィドソン哲学」というと行為論と意味論との二系列からなるものとして理解されているのだが、書収録の諸論文においては、その両者をより大きな「心の哲学」体系へと統合した「統一理論」が素描されているからである。 その際キーになっているのは「欲求」の概念であり、信念に対する欲求の先行性、根底性が主張されている。その理論構築に際しては、、彼自身もキャリアの初期において共同研究に参加していた意思決定理論のアイディア、ことに期待効用理論が重要な意味を持っている。非常に大雑把に言えば、フォン=ノイマン・モルゲンシュテルン効用関数にしたがっているという意味で合理的な主体が、将来の不確実な事象に対して割り当てる主観確率を、まさに命題的態度としての「信念」と見なすわけである。 もちろん現実の人間を含めた行為主体が、文字通りに

    ドナルド・デイヴィドソン『合理性の諸問題』(続) - shinichiroinaba's blog
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