2021年6月15日のブックマーク (2件)

  • 12歳の私へ―回想と戯れた日 - 一筋の光、降り注ぐ光。

    早い入梅のために、大好きな5月が半分奪われてしまったような、ちょっとやるせない気分でここ数日を過ごしている。 ひょんなことからメルカリを始めることになり、出品できそうなものを探していた先日のこと。あっちの引き出し、こっちの引き出しと開けていくうちに、ふと手が止まった。 40年前、いやいやもう半世紀近く前の、古い“生徒手帳”を発見。 へええ、懐かしい。 生徒手帳って、中学、高校で毎年学校から配布されていたんだっけ。だとしたら何故、これひとつだけだけ残しておいたのかな、過去の私。 中学1年生。12歳。 あの頃の自分を、こんなに年月がたった今もまだ思い出せる。照れて薄笑いを浮かべながら、ページをめくった私。はた目にはきっと、不気味だね。 11㎝×7㎝、厚さ6㎜ほどの小さな手帳なのに、驚くほどの情報量。まず、そこに感心した。 学区地図、生徒手帳取扱い心得、校歌、生徒心得、服装規定、生徒会会則、生徒

    12歳の私へ―回想と戯れた日 - 一筋の光、降り注ぐ光。
  • 物語を読むということ、書くということ - 一筋の光、降り注ぐ光。

    を、あまり読まなくなってきたな・・・ そう感じ始めたのは、いつからだろう。 もちろん、全く読まないわけではない。は今も大好きだし。 けれども、かつてのように履歴書の趣味の項目のトップに「読書」と書けるかと自分に問えば、今はもうできない気がする。残念ながら。 40代の頃はまだ、通勤電車の中で文庫小説を読んでいた。降りる駅に気がつかず、乗り越して遅刻してしまったこともあった。鞄には常に、が入っていたあの頃。 転職をして、読む仕事の資料優先になって、それがきっかけで楽しみとしてのから少しずつ離れていったのかもしれない。仕事上の悩みも多く、忙しさもあって。 いや。単純に、視力の低下で細かい字にうんざりしてきたからかな、とも思う。老眼鏡をいちいち出したりしまったりは、なかなかに面倒くさい。電車での時間つぶしはスマートフォンに替わっていた。 現在は家にいるのだけど、多分、年に10冊も読

    物語を読むということ、書くということ - 一筋の光、降り注ぐ光。