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認識と心理に関するtsuneaki02のブックマーク (141)

  • 人への恐怖と過敏な気遣い,ありとあらゆる不定愁訴に呪われた「無秩序型愛着」を抱えた人たち

    愛着回避と愛着不安がいずれも強い愛着スタイルは、恐れ・回避型(fearful-avoidant)と呼ばれる。 対人関係を避けて、ひきこもろうとする人間嫌いの面と、人の反応に敏感で、見捨てられ不安が強い面の両方を抱えているため、対人関係はより錯綜し、不安定なものになりやすい。(p236) これは、愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)というで説明されている、ある特殊なタイプの愛着スタイルを持つ人たちの感じ方です。 わたしたちは一般に、世の中には、内向的な人と外向的な人がいることを知っています。内向的な人は人づきあいが苦手で引きこもりがちな人たちであり、外向的に人は逆に一人でいるのが寂しく、どんどん交友を広げていきます。 ところが、中には外向的とも内向的とも言いがたい、矛盾した振る舞いをみせる人たちがいます。人づきあいがうまく、気を回すのが得意で、初対面の人とも親しげに振る舞える

    人への恐怖と過敏な気遣い,ありとあらゆる不定愁訴に呪われた「無秩序型愛着」を抱えた人たち
  • 発達障害特性と傷つき体験にともなう自己組織化の障害

    「子ども虐待と発達障害が絡み合う要因として、複雑性PTSDと発達障害、特に自閉症スペクトラム症(ASD)とは相性が良いという事実がある」と、外傷性エピソード(トラウマ体験)や逆境的小児期体験(ACEs)などの心の疵、あるいは日常的に体験される傷つき体験などと「発達障害(神経発達症)特性」とは、親和性が高いことがよく知られています。(『テキストブックTSプロトコール』) さらに、発達障害と愛着の障害などの対人関係の障害と、広い意味でのトラウマ体験との関連も指摘されるようになってきました。 養育者との間での愛着(アタッチメント)を基盤にして、「関係性」「認識」「自己制御」が発達します。 このアタッチメントに障害があると、関係性・認識・自己制御の障害だけでなく、別の何らかの精神失調(二次障害)をも引き起こします。 虐待などの小児期逆境体験は、愛着障害やトラウマ反応を引き起こしやすいだけでなく、さ

    発達障害特性と傷つき体験にともなう自己組織化の障害
    tsuneaki02
    tsuneaki02 2023/01/04
    "しかし、対人関係の構築ができない、あるいは、人を信じることができない、などの「困りごと」は、精神医療ではなくカウンセリング等でじっくりと培っていく内容です"
  • 心療内科で治らないのはなぜか -「心療内科に行ってはいけない」と言われる理由と真のメンタル治療-

    「心療内科に行ったら終わり。薬漬けにされる」 「何年も通っているのに治らない。薬も増え続けている」 「このまま働かなくていいのか。治療が変わる気配もない」……。 うつなどの気分障害は長期化しやすく、副作用のために何度も薬を変えねばならなかったり、慢性化すると退職せざるを得なかったりします。 通院が長期に渡るのはなぜなのか、根的な治療のためには何をすればいいのか、最新の心身医学を踏まえて説明します。 最新のメンタル疾患の傾向 9月16日に、2021年までの精神疾患による死者数が更新されました(厚労省調べ)※1。 精神疾患の治療中に亡くなる方は、年々増え続けています。 また、「自殺者」は遺書があった者と定義され、遺書がない(けれど自殺したと思われる)者は、原因不明の死者として計数されるようになりました。 2020年の原因不明の死者数は17万にも上り、その半数が自殺者であるとも言われています。

  • 愛着障害

    愛着とは、特定の人に対して抱く、情緒的な絆のことです。 両親などの養育者との間に、生後6か月から18か月(1歳半)までに形成されるとされています。 養育者との間に心理的な絆がうまく作られないと、その後の人間関係においてトラブルになりやすかったり感情の調整がうまくできなかったりすると言われ、そういった生活上の困難を総称して愛着障害といいます。 障害 disorderとついていますが医学的な診断名ではなく、主に心理学的な疾患概念です。 愛着障害とは何なのか、医学的な診断は何か、治し方はあるのかについて説明します。 愛着障害とは 愛着障害は主に対人関係の障害 愛着障害 attachment disorderとは、特定の二者間に存在する心理的な絆がうまく形成されず、情緒が不安定になったり、それ以外の対人関係でもトラブルが発生しやすかったりするために、実生活に困難が生じる状態です。 幼少期の状態を指

  • 大人の愛着障害とは?症状や特徴、原因、治療法

    愛着障害は、両親などの養育者との愛着形成がうまくいかなかったことで現れます。 対人関係や社会性に困難がある大人の中に、その原因が愛着形成に問題があるのではないかと考える人も少なくないようです。 愛着形成に問題があるとはどういうことなのか、子どもだけでなく、大人の「愛着障害」に対処する方法についても解説します。 安定した愛着スタイルを形成できた人は、対人関係においても、仕事においても高い適応力を示します。人とうまくコミュニケーション出来るだけでなく、深い信頼関係を築き、それを長年にわたって維持していくことが可能です。 愛着(アタッチメント)とは? 多くの乳幼児は生後6~7か月になると母親が部屋から出ていくと泣くようになります。 ほかの人がいくらあやしても泣きやまないのにも関わらず、母親が受け取ると直ぐに泣きやむというような行動を示すようになります。 これは乳幼児が母親という特定の人に対して特

    大人の愛着障害とは?症状や特徴、原因、治療法
  • 「マルトリ」は子どもの脳に悪影響 親のつらさをケアしなければ 小児神経科医・友田明美さんが説く「とも育て」

    「マルトリ」は子どもの脳に悪影響 親のつらさをケアしなければ 小児神経科医・友田明美さんが説く「とも育て」
  • 「アイデンティティ(identity:自我同一性・自己同一性)」,「アイデンティティの拡散(identity diffusion,同一性拡散)」

    「アイデンティティ(identity:自我同一性・自己同一性)」,「アイデンティティの拡散(identity diffusion,同一性拡散)」 このウェブページでは、「アイデンティティ(identity:自我同一性・自己同一性)」と「アイデンティティの拡散(identity diffusion,同一性拡散)」の用語解説をしています。 アイデンティティとは、『自分は、何者であるのか?』という人間の原初的で根源的な問いかけの答えとしての『自己同一性』のことである。その自分の存在意義の確認にも関わってくる自問に対して毅然と、『私とは、○○であり、自分は、今ここにある自分以外の何者でもない』と応えられる状況を『自己アイデンティティの確立』という。『自分は自分である』という明瞭な自己同一性を安定して保てていれば、将来に対する不安や人生に対する無気力、職業生活に対する混乱を感じる危険性が低くなる。

  • 境界性人格障害の二分法的認知の原因

    境界性パーソナリティ障害を発症する最大の原因とみられているのが愛着障害です。愛着障害とは、幼児期に虐待や束縛や放置などの仕打ちを親から受けた結果、愛情欠乏状態になって健全な自我が育成されないものです。冷たい冷酷な親ばかりがこの愛着障害を引き起こすかといえばそうではなく、生活のため、たとえば母子家庭などで母親は働きに出て家にいないため幼少時に母親との愛着を十分に形成できなかった場合でもおこります。ゼロ歳児保育や一歳児保育などのあまりにも幼い時期に保育所に預けて、親が働きにでている状況は最悪です。これでは程度の差はあれども必ず愛着障害が子どもに発生してしまうのです。そして、その愛着障害の中の何割かが、境界性パーソナリティ障害つまり情緒不安定性パーソナリティ障害を引き起こすことになるのです。この背景にあるのが、オキシトシンというホルモンです。 愛情不足こそ諸悪の根源 オキシトシンは、授乳や分娩に

    境界性人格障害の二分法的認知の原因
  • 権力と愚行権  狩る者と狩られる者の世界の中で – 人間・創造性の心理学

    今回はパターナリズム、愚行権、そして司祭型権力と狩猟権力、非人称的な権力がテーマです。 「良かれと思って」監視し、「正しいとされたこと」に従わない者を管理し、そうやって大衆の思考が特定の方向へ向かうように導く、まさにメディアはフーコーのいう「牧人=司祭型権力」の一種ともいえます。 みなそれぞれに違う中で「ある程度納得できるもの」を見出していく大らかさを失い、「完璧・完全な理想的な正しき良い社会」なんてものを強引に作ろうとする人々は、「良かれと思って」「我等の正しさ」によって「存在を最も徹底的に排除する人々」になっていく。 以下のニュースですが、「~1990年代まで」って、結構最近じゃないですか。 ローマ教皇が7月謝罪した、先住民の子どもへの大規模虐待。カナダでは1870年代から1990年代まで約15万人の先住民の子どもが、カトリック教会が主に運営する139校の寄宿学校に強制的に送られました

    権力と愚行権  狩る者と狩られる者の世界の中で – 人間・創造性の心理学
  • 複雑性PTSD - Wikipedia

    複雑性PTSD(ふくざつせいピーティエスディ、Complex post-traumatic stress disorder、C-PTSD)とは、組織的暴力、家庭内殴打や児童虐待など長期反復的なトラウマ体験の後にしばしば見られる、感情などの調整困難を伴う心的外傷後ストレス障害(PTSD)である。DESNOS(Disorder of Extreme Stress not otherwise specified)とも呼ばれる。 世界保健機関 (WHO) が発行する疾病及び関連保健問題の国際統計分類 (ICD) では、2018年の第11版(ICD-11)において初めてPTSDと区別された診断基準として記載が行われ[1]診断名として2022年1月1日から正式に発効された。[2]。ICD-11における複雑性PTSDの診断基準とは、否定的自己認知、感情の制御困難及び対人関係上の困難といった症状が、脅威感

  • SNS起業で辛くなる本当の理由/ユング心理学との出会い | 繊細さんが、本来の使命を生きられる方法【起業/副業・カウンセリング】吉田あきこ

  • 世界が色褪せて見えるのは脳のせい―離人感・現実感消失症の病態解明への第一歩― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    外界が色褪せて見える知覚変容を生じる脳のしくみを発見 ドーパミン受容体密度が高い人ほど、色褪せて見えると錯覚している時、前頭葉と頭頂葉の神経活動が高くなる 知覚変容を伴う離人感・現実感消失症1)を生じる脳のしくみの理解と、それに基づく新たな診断や治療につながることが期待される 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(理事長 平野俊夫。以下「量研」という。)放射線医学総合研究所(以下「放医研という。」脳機能イメージング研究部の山田真希子チームリーダーらは、外界が色褪せて見える知覚変容により、現実味が感じられなくなる脳のしくみを発見しました。 「世界が色褪せて見える、見ているものに生命感を感じられない」などの知覚変容は、健常者においても一時的に経験されることがある感覚ですが、それが長期にわたって持続して自分自身や外界に対して現実味が感じられなくなる、離人感・現実感消失症という症状があります。

    世界が色褪せて見えるのは脳のせい―離人感・現実感消失症の病態解明への第一歩― | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
  • 離人症性障害の症状チェック|治療と治し方

    離人感・現実感喪失症は、自分の身体を切り離して、風景や状況を把握したり、自分が自分の観察者になっているような状態のことです。例えば、痛ましいトラウマのショックを受けると、身体が凍りついて、痛みが走り、自分の身体から切り離されたように感じ、自分を外から見るような形になります。自分の身体から抜け出た自分は、空間を移動することができて、周りを見渡せるようになり、遠くから自分を眺めたり、別の領域(あちら側の世界)に飛んで妄想したり、意識が朦朧として気を失う人もいます。一方、身体が自分のもので無くなると、自分の時間軸や空間軸が分からなくなり、意識が遠のいて、皮膚感覚まで無くなり、現実感を喪失していくことがあります。そして、自分が自分でない状態になり、自分のことがよく分からなくなります。離人症状が慢性化すると、辛くて苦しい場面では、何も感じないようになり、頭の中がぼーっとして、無になっていき、心の底か

    離人症性障害の症状チェック|治療と治し方
  • ローレンス・コールバーグ - Wikipedia

    1927年、アメリカのニューヨーク州ブロンクスビルに生まれる。1949年にシカゴ大学を優秀な成績を修めて卒業、1958年には同大学の哲学博士となる。シカゴ大学時代にはジャン・ピアジェの認知発達理論の影響を受けており、博士号取得時の論文にはその影響が強く現れている。 その後、エール大学助教授(1959-1961)、同大学準教授(1962-67)を経て、1968年にハーバード大学教授(教育学・社会心理学)となる。この頃に彼は、後に道徳理論をめぐり論争することとなるキャロル・ギリガンと出会うこととなる。また、1969年のイスラエル訪問を機に自身の理論を再構築し、「ジャスト・コミュニティ」という新たな概念を導入することとなる。 1971年、ベリーズでの仕事を機に、コールバーグは熱帯病にかかり、肉体的・精神的に苦しむ日々を送る。1974年にはハーバード大学で道徳教育センター所長に就任するが、うつ病の

  • 【心理発達】道徳的判断の発達 | 心理学の教科書・基礎からの心理学

    ピアジェは子どもの思考の発達以外にも、どのように子どもたちは道徳的判断(moral judgment)を発達させるかに興味を持っていた。彼は、子どもたちが道徳的規則や社会的習慣を理解できるかどうかは、認知発達の水準に一致するに違いないと考えた。 さまざまな年齢の子どもたちがおはじきで遊んでいる場面の観察に基づき、ピアジェは子供たちが規則を理解していく発達には四つの段階があることを提唱した(Piaget,1932,1965)。 最初の段階は、子どもたちが前操作的時期の開始ごろに現れる。この段階の子どもはある種の「平行遊び」を興じ、それぞれの個人的な欲求による、一連の自己中心的規則に従う傾向にある。たとえば、さまざまな色のおはじきを色別に分類したり、あるいは大きいおはじきを部屋の中にころがし、次に小さいおはじき全部をころがしたりする。 これらの「規則」は、子どもの遊びに何かしらの規則性を与えて

    【心理発達】道徳的判断の発達 | 心理学の教科書・基礎からの心理学
  • 心理学用語:コールバーグの道徳性の発達|サイエンス.COM

    「発達心理学」における重要なテーマのひとつである道徳性の発達(The Development of Morality)について解説いたします。

    心理学用語:コールバーグの道徳性の発達|サイエンス.COM
  • ローレンス・コールバーグ「6段階の道徳性発達理論」

    心理学者・臨床家・研究者の人物像や提唱された内容から今に学べることは多くあります。 ここではローレンス・コールバーグ「6段階の道徳性発達理論」について書いていきたいと思います。 ローレンス・コールバーグについて ローレンス・コールバーグ(Lawrence Kohlberg)は、1927年ニューヨークの家庭の四人兄弟の末っ子として生まれます。 第二次世界大戦が終結するときに高校を卒業し、船乗りとしてユダヤ人難民のパレスチナへの密航をサポートする仕事に就きます。 その後は、シカゴ大学に入学してわずか一年で学位を取得し、ジャン・ピアジェの認知発達理論の影響を受け、博士号を取得します。 エール大学やハーバード大学で教壇に立ちましたが、1971年にベリーズでの仕事では伝染病にかかり肉体的・精神的苦痛に苦しむ日々を過ごします。 1974年にハーバード大学へ復職しますが、苦痛とうつ病に苦しめられ、198

  • 経営を14年やってきて、これ本当に大切だなぁとおもうのは「売上をあげる」よりも「売らない人を決める」でした。

    まさにぃ @masanydayo 経営を14年やってきて、これ当に大切だなぁとおもうのは「売上をあげる」よりも「売らない人を決める」でした。お客様の満足度とか、クレームがほぼ無くなったりするだけじゃなくて、経営が安定するんですよね。とにかく目先の売上を上げるために、誰でもカモン状態なら長く経営するのはすごく難しい 2022-07-31 13:24:49 まさにぃ @masanydayo 値下げをやめるべき理由は、売上や利益率が下がるとかではなくて「売るべきじゃない人に売ってしまう」なんです。値下げをしたことで満足感を得る人は、「価値がわかるお客様ではない」です。つまり「値下げされたら売らない」が経営として正しく、無理に売らなくてもいい経営体質をつくるのが経営者。 2022-01-21 11:30:16

    経営を14年やってきて、これ本当に大切だなぁとおもうのは「売上をあげる」よりも「売らない人を決める」でした。
  • 日本の親が子どもを「モノ」扱いしてしまう、根本的な理由

    痛ましい悲劇に全米は泣かなかった 1985年1月、カリフォルニア州サンタモニカの海岸で、32歳の日人主婦が、4歳の息子と6歳の娘を道連れにして入水自殺をして、自分だけ一命をとりとめた。 心中の原因は夫の浮気。保護された女性は、取調官に「子どもだけを残して死ぬことは心配でできなかった」などと供述したという。 我々の感覚では、「痛ましい悲劇に全米が泣いた」みたいな反応を想像するだろうが、当時の全米は腰が抜けるほど驚いた。その衝撃を、現地メディアのヘラルド・エグザミナー紙がこんな風に報じている。 「米国では母親が愛情から子供を殺すことは極めてまれ。あったとしてもそれは憎しみからで、狂気のさたか、身勝手な残虐行為として非難される。ところが、日では親子心中が年間四百件もある。しかも、自分だけ死ぬより、子を道連れにする母親の方が慈悲深いとされる」「これは日社会では就職、結婚などのさい、以前、親の

    日本の親が子どもを「モノ」扱いしてしまう、根本的な理由
  • 養老孟司氏、「どうせ自分は変わる」が心をラクにする

    養老孟司氏、「どうせ自分は変わる」が心をラクにする