ブログ「FOSS Patents」を執筆するFlorian Mueller氏は米国時間1月21日、「Android 2.2」のソースコードに含まれる37のファイルを調査する記事を投稿した。これらのファイルは、Oracleの「Java」テクノロジのファイルと一致し、Oracleが2010年に買収したJavaの開発元であるSun Microsystemsによって「PROPRIETARY/CONFIDENTIAL」(社外秘/機密情報)と書かれていた。 Oracleは2010年8月、「Android」とAndroidの中で使用される仮想マシン「Dalvik」が、Sun買収により現在はOracleが保有する著作権と特許を侵害しているとして、Googleを提訴した。同社はその後、訴状を修正して、両技術のコードの1行ごとの比較結果を追加した。Googleは後にそれを、誤解を招く情報であると主張した。 M
Java言語の設計者であるJames Gosling氏は米国時間2010年4月9日、米Oracleを辞めていたことを自身のブログで明らかにした。すでに4月2日付けで退社している。 理由については「説明するのは難しい。正確かつ正直に話すことはすべて、害になりこそすれ益にはならないだろう」と明言を避けた。今後については、「何をするかは決めていないが、しばらく休養をとってから次の行動を起こすつもりだ」としている。 Gosling氏が1991年に米Sun Microsystemsで取り組んでいたプロジェクトが、のちにJavaに発展した。同氏はSunの開発者向け製品グループのCTOを務め、今年1月にOracleがSunを買収したのちは、OracleクライアントソフトウエアグループのCTOに就いていた。同氏に先立ち、元SunのCEO Jonathan Schwartz氏や、XMLの共同開発者であるTi
OracleのSun買収は事情におり遅れている中、「Oracle and Sun」ページに「Oracle and Sun Overview and FAQ」という資料が10/27付けで更新されました (日本語ページにはまだ載っていません)。 Java、MySQL、ミドルウェア系の部分だけ、勢いで日本語訳しておきました。他にも、Solaris、SPARC、ストレージ、仮想化、OpenOfficeなどの話題も出ているので、興味のある方はオリジナルの英語版を。 Oracle > Oracle and Sun http://www.oracle.com/us/sun/ (英語) http://www.oracle.com/lang/jp/sun/ (日本語) Oracle and Sun Overview and FAQ (2009/10/27) http://www.oracle.com/us/
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月13日、サン・マイクロシステムズが提供するアプリケーションサーバにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると公表した。 今回確認された脆弱性は、Sun GlassFish Enterprise Server v2.1 patch 1およびそれ以前、Sun Java System Application Server 9.1U2およびそれ以前に存在する。なお、Sun Java System Application Server 8.xおよび 9.0は、この脆弱性の
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます なぜOracleは伏兵だったか Sunの買収に関し、Oracleは伏兵であった。そもそも、Sunの買収劇を単にサーバマーケットのシェア争いとしてのみ見てしまうと、Oracleという名前すら出てこない。仮にサーバマーケットの呪縛から逃れたとしても、Oracleが伏兵たり得る理由がさらに2つある。 1つは買収対象のレイヤである。Oracleが過去に示してきた買収対象は、基本的にはデータベースレイヤよりも上、つまりミドルウェアかアプリケーションのレイヤであった。2005年頃に、オープンソースのデータベースに興味を示してMySQLを買収しようとしたこともあるが、結局InnobaseとSleepycatの買収したところで終わっている。そして、今回
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Oracleは米国時間4月20日、Sun Microsystemsを1株あたり9.50ドルの現金で買収する予定であると述べた。負債などを考慮した場合の実質的な買収金額は56億ドル。本買収により、最高経営責任者(CEO)のLarry Ellison氏が率いるOracleはハードウェア市場に参入することになる。Oracleは買収に際し、Javaを「Oracleがこれまで手にした中で最も重要なソフトウェア」と評した。 総額74億ドルにのぼる今回の動きにより、Oracleは一人前のハードウェアベンダーになる。これまではストレージアプライアンスでHewlett-Packard(HP)と提携してきたが、Sun取得により、Oracleの立場は大きく変
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Sun Microsystemsは3月18日(米国時間)、オープンソースをベースとしたクラウドサービスのプラットフォーム「Sun Open Cloud Platform」を発表した。同プラットフォームは、JavaやMySQL、OpenSolaris、Open Storageなどをベースとしたクラウドサービスで、パブリッククラウドとプライベートクラウドの両方を提供する。 Sun Open Cloud Platformは、Sun Microsystems主催のイベント「CommunityOne East」にて発表された。イベントの基調講演に立ったSun Microsystems クラウドコンピューティング担当シニアバイスプレジデント 兼 チ
Sun Microsystemsは、著名PythonプログラマーのTed Leung氏とFrank Wierzbicki氏を同社へ迎え入れ、オープンソースとスクリプト言語への取り組みを強化した。 Sunは、オープンソースの利用、そして、JavaとSolarisという同社のルーツを超えた多角化という取り組みの一環として、Debian Linux創設者Ian Murdock氏などオープンソース関係の著名な人材をこれまでにも雇用している。 Pythonは、過去数年間で人気を得つつある。PHPやPythonなどのスクリプト言語は、ダイナミック言語、つまり、スクリプト言語の1つだ。場合によってはより複雑で習得しにくいと考えられているJavaよりも、開発で好んで使われる。 XMLとPythonに関連した仕事で知られているLeung氏は、「ダイナミック言語およびツール担当プリンシパルエンジニア」としてS
10年前に始まったSun MicrosystemsとMicrosoftの間のJava戦争をリアルタイムで経験した人間にとって、当時の苦い思い出がよみがえり始めた。 今週初め、Googleは携帯電話ソフトウェアプロジェクト「Android」用のプログラミングツールをリリースしたが、これらのツールは既存のJava標準仕様の設定プロセスを避けて、Google独自のJavaを採用している。Sunは米国時間11月14日、GoogleのAndroidプロジェクトはJavaを互換性のない各種のバージョンに分断化する可能性があると懸念を表明してこれに応じた。 「何であれ、多様な、または分断化されたプラットフォームを生み出すものは(開発者の)利にかなっているとは言えない」とSunソフトウェア部門担当バイスプレジデントのRich Green氏は、サンフランシスコで開催中のOracle OpenWorldで記者
Oracle Hardware Oracle hardware includes a full suite of scalable engineered systems, servers, and storage that let enterprises optimize application and database performance, protect crucial data, and lower costs. Organizations improve database performance, simplify management, and lower costs with exclusive features and automated operations that aren’t available with other solutions.
インタラクティブなウェブサイトが人気を博していることを受け、ソフトウェア企業間の競争が促進されている。各社とも現在、独自の開発ツールキットを市場に投入し始めている。 Sun Microsystemsもこうした企業の1社である。同社は米国時間1月24日にAJAXスタイルの開発の高速化を約束するウェブアプリケーション開発ツール「Java Studio Creator 2」を発表した。IBMもこの競争に仲間入りしようとしており、来週にはAJAX用ツールの販売およびAJAX関連の開発者コミュニティを構築する計画を発表するとみられている。 AJAXという言葉は2005年2月、JavaScript、XMLなどのウェブ技術の組み合わせを表現するために作られた。ますます多くの開発者が、ウェブサイトに双方向性を加え、初代のブラウザの制限を排除するために、このようなグループ化されたツールを利用するようになって
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