JR木次線出雲横田(島根県奥出雲町)―備後落合(広島県庄原市)間の利用低迷で、JR西日本山陰支社の佐伯祥一支社長は7日、広島県庁を訪ね、交通体系の在り方の協議を県へ申し入れた。県は応じる方針。
第三セクター井原鉄道(岡山県井原市)は31日、広島県福山市と岡山県総社市を結ぶ井原線の2023年度の乗客が前年度比3・8%増の97万557人だったと発表した。沿線自治体が負担する施設管理費を差し引いた運行管理収支は、2千万円の赤字だった。赤字は2年ぶりで、人件費の増加や燃料費の高騰が影響した。
JR芸備線広島―三次間(68・8キロ)沿線の広島、広島県三次、同県安芸高田の3市は31日、鉄路をまちづくりに生かす方策を話し合う任意の「三次・安芸高田・広島まちづくり交通協議会」を設け、中区で初会合を開いた。運行の「高速化」などをテーマに沿線住民の利用を促す議論を進める方針を確認した。
JR広島駅南口広場(広島市南区)の再整備で、市などは27日、新駅ビル1階に入るバスエリアを公開した。温かみのある空間に、路線バスの乗り場を当面9カ所設置。新駅ビルの開業に先駆けて、6月2日の始発便から暫定利用を始める。
ローカル線の魅力は何なのか。鉄道ファンとしてテレビ番組などで活躍中で、芸備線と木次線にも乗車経験のある俳優村井美樹さんに思いを聞いた。(編集委員・荒木紀貴) ―芸備線、木次線の魅力はどんなところですか。 木次線は、出雲坂根駅のスイッチバック。(島根から広島方面に向かう場合)駅から見上げるような形で三井野大橋が見えるが、スイッチバックで上がると視界が開けて、橋を見下ろす感じになる。
松江市と広島県庄原市を結ぶJR木次線の沿線自治体などでつくる木次線利活用推進協議会は、同線の応援団を募集している。
JR木次線の沿線自治体などでつくる木次線利活用推進協議会は20日、島根県雲南市で総会を開いた。新たな取り組みとして、芸備線対策協議会と連携していく方針などを決めた。
JR西日本が、利用の低迷する木次線の出雲横田(島根県奥出雲町)―備後落合(広島県庄原市)間の在り方について、沿線自治体に相談する方針を明らかにした。 沿線の庄原市や奥出雲町、そして広島、島根両県は「廃止が前提なら応じられない」と警戒を強めている。JR西が「特定の前提は置かない」とした説明を、言葉通りには受け取っていない。 確かに、なぜ今なのかという違和感は拭えない。木次線と接続する芸備線の備後庄原(庄原市)―備中神代(岡山県新見市)間の存廃を3年以内で話し合う再構築協議会が、3月に始まったばかりだからだ。議論が深まる前に、JR側が木次線にまで言及したのは、同時並行での話し合いを望んでいるようにも受け取れる。さすがに拙速ではないか。 2003年に可部線の大部分、18年に三江線が廃線になった。木次線の行方も危ぶむ声はかねてある。人気だった観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」が昨年11月で運行を終
利用が低迷するJR芸備線備後庄原―備中神代間(広島県庄原市、岡山県新見市)の存廃を話し合う再構築協議会の第1回幹事会が16日、岡山市北区であった。JR西日本による路線維持を求める声が地元から出ている点に関し、同社は「利便性などを高める設備投資は単独では困難」と強調。運行体制の見直しが急務と訴えた。 <関連記事>16日にあったJR芸備線再構築協議会の幹事会での発言要旨 JR西岡山支社の浅井昌容(まさやす)副支社長は「大量輸送という鉄道特性が発揮できていないローカル線に対し、利便性や生産性を高める設備投資などを単独で行うことは困難」と説明。現状のままでは減便が進んで利便性が低下するばかりで問題の先送りになると指摘した。
利用が低迷するJR芸備線備後庄原(広島県庄原市)―備中神代(岡山県新見市)間を巡り、国土交通省は10日、存廃を話し合う再構築協議会の幹事会の初会合を16日に岡山市北区で開くと発表した。必要な調査や実証実験に向け、実務者レベルで議論する。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く