Vint Cerf: ‘We are nonchalantly throwing all of our data into what could become an information black hole.’ Photograph: Murdo Macleod
電子情報保存の研修への要望に関する調査報告書(米国) 2014年12月18日,電子情報保存に関する国家的な支援活動や研修の発展を 目的として活動している米国議会図書館(LC)のDigital Preservation Outreach and Education(DPOE) Programが,研修に対する要望についてのデータを収集し,既存のカリキュラムの改善を実施することを主な目的として行ったアンケートの調査報告書“2014 DPOE Training Needs Assessment Survey”を公開した。本稿ではこの報告書の概要について紹介する。 本調査は,機関や専門家が保持している効率的な電子情報保存のための能力の把握,電子情報保存に関する研修への要望等,電子情報保存の実践を取り巻く現状に関する知見を得るためにオンラインで実施されたもので,調査期間は2014年の7月から9月の7週
パリのルーブル美術館の入場券販売窓口に考古学者らが掲示した「入場無料」を知らせる張り紙(2015年2月5日撮影)。(c)AFP/BERTRAND GUAY 【2月6日 AFP】フランスの考古学者らが5日、自らの職業の民営化に反対する抗議活動の一環として、パリ(Paris)にあるルーブル美術館(Louvre)の入場料を無料にするという手段に打って出た。 組合員のファブリス・マルティ(Fabrice Marty)氏によると、抗議活動に参加した約100人が同日午後、約4時間にわたって入場券売り場の周辺を封鎖。そのためルーブル美術館が収蔵する傑作を見るために訪れた人たちは、通常なら12ユーロ(約1600円)する観覧料を支払わずに入場することができたという。 入場券の販売窓口のガラスには、「考古学者により、入場無料」と書かれた張り紙が掲示された。 抗議の焦点となったのは、遺跡などの保護方法を扱う「予
あらゆるデータの長期保存が不可欠に 爆発的に増えているデジタルデータをそもそもどう取り扱うか、そして長期保管やその対処をどう考えるかが、いま、企業に強く求められている。 背景にあるのは「データの価値が、より強く認識されるようになった」ことである。例えば、ビッグデータ時代の到来により、これまで蓄積されつつも利用されていなかった、悪く言うと、金食い虫としてコンプライアンスのためだけに保管していた“ダークデータ”も、仮説検証の裏付けなどに極めて有益な「宝の山」であるとの認識が広がっている。 製造業の現場などでは、デジタルデータだけでなく各種レポートに手書きのメモやスケッチ、プリント写真などの付帯資料が添えられることも多い。そんな過去のデータも、その資産を有効に活用することを考慮してデジタル化する。当然、過去のデータの再整理、デジタル化、データベース化にも大容量のストレージが必要である。企業活動に
第25回保存フォーラム「続けられる資料保存」<報告> 2014年12月5日,国立国会図書館は,東京本館において第25回保存フォーラムを開催した。保存フォーラムは資料保存の実務者による知識の共有,情報交換を意図した場である。 図書館や文書館における資料保存業務は,資料や情報の長期的な利用を保証し,コレクションをつくりあげていく活動であり,組織全体で問題意識や方針を共有し,地道な取組を継続することが必要である。しかし,資料保存業務が有志の趣味的な活動にとどまっていたり,方向性を見失って停滞するなど,安定して継続させることが難しいという声を多く聞く。専任の部署や担当者を置く機関はごく少数で,頻繁な人事異動があることもネックのようである。そこで,今回は「続けられる資料保存-まねしてみたいマネジメントの工夫-」をテーマとし,京都大学文学研究科図書館の古森千尋氏の講演後,参加者の意見交換を行った。 「
意外と周知されてなかった気がするので。 今日Twitterでこの記事が流れてきたんですが。 水樹奈々が13年前にライブした学園祭のサイトが残っている - 廃墟サイトの国 水樹奈々トーク&ライブ in Wakhok! http://www6.ocn.ne.jp/~seaair/nana/ サイト内容:水樹奈々トーク&ライブの開催記録 開設:不明 最終更新:2001/11/23 最終更新が13年前! よく残ってたもんだなぁ、と思ったらOCNのホームページサービス「Page ON」を使ったサイトだった。 OCNは好きな事業者ではないが、ホームページサービスを維持し続けているという一点だけで賞賛に値する(ジオシティーズの区画整理とかinfoseekとかで消えたこの手のレポートはごまんとあるはず http://b.hatena.ne.jp/entry/235919546/comment/cider_
阪神・淡路大震災を機に設立され、2015年に20周年を迎える歴史資料ネットワークが、国立文化財機構と共催で、2015年2月14日、15日に、兵庫県神戸市で「全国史料ネット研究交流集会」を開催するとのことです。集会では、奥村弘氏らによる記念講演のほか、各地の資料保全ネットワークからの報告が予定されています。また、交流の場を通した連携を、これからの実践につなぐ契機としたいとのことです。参加費は無料です。 歴史資料ネットワーク設立20周年記念「全国史料ネット研究交流集会」を開催します(2/14・15)(歴史資料ネットワーク 2014/12/10付けブログ記事) http://siryo-net.jp/event/zenkoku_shukai/ 参考: 文化庁、2014年度の美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業を決定 Posted2014年7月3日 http://current.ndl.go.j
投稿日 : 2014年12月10日 最終更新日時 : 2015年2月16日 投稿者 : siryo-net カテゴリー : 催し物案内, 主催 阪神・淡路大震災の発生から20年を迎える2015年、歴史資料ネットワークの活動も20年目を迎えることになりました。 この間、歴史資料ネットワークでは、全国20を超える各地の資料保全ネットワークと協力しつつ、大規模自然災害時における資料保全活動を続けてまいりました。 また同時に、2011年の東日本大震災を契機に、災害時における歴史資料や文化財に対する取り組みが広がっております。 こうした状況を受けて、歴史資料ネットワークでは設立から20周年を迎える2015年2月に、災害時の資料保全に向けた連携をさらに深めていくべく、先ごろ「文化財防災ネットワーク推進事業」を開始した国立文化財機構と共催して、「全国史料ネット研究交流集会」を下記の要領で開催する運びとな
奈良大学保存科学研究室による、東日本大震災の津波被害を受けた宮城県南三陸町の西光寺の文書等およそ1,500点の保存修復作業が間もなく終了するにあたり、2014年12月7日、奈良大学総合研究棟において、復興途上の被災地・歌津との繋がりをどのように継続すればよいのかを、参加者の討論を通じて考えるシンポジウム“被災地歌津と奈良を繋ぐ、そしてこれから”が開催されるとのことです。 西光寺津波被災文書の保存修復に関する講演等があるほか、被災文書の修復・被災地訪問のパネル展示等も行なわれるようです。 シンポジウムの参加費は無料で、事前申し込みは不要とのことです。 シンポジウム“被災地歌津と奈良を繋ぐ、そしてこれから”のご案内(奈良大学,2014/11/25) http://www.nara-u.ac.jp/news/event/detail.php?id=265 シンポジウム チラシ(奈良大学) htt
県立金沢文庫(横浜市金沢区)で9月初め、国指定重要文化財の多数の仏典にカビが発生した。空調装置が老朽化し、収蔵庫の湿度を管理できていなかったのが原因だ。空調には不具合が多発していたのに、財政難で更新できなかったという。展示をとりやめてカビを取り除く作業を進めているが、再オープンの予定も抜本的対策の見通しも不透明だ。 カビが発生したのは「宋版一切経」。鎌倉幕府の有力者だった北条実時が中国宋から取り寄せた仏典で、3486帖(じょう)が残っており、国の重要文化財に指定されている。171の木箱に入れてあったが、131箱で雪を散らしたような白カビが表紙に発生した。 文庫長の永村眞・日本女子大教授によると、収蔵庫内は気温20度、湿度60%に設定していたはずだが、調べると湿度は70%を超えていた。さらに文化庁の専門家による調査で、壁や棚の木材がかなりの水分を含んでいることが判明。家庭用の除湿器を10台導
第11回電子情報保存に関する国際会議(iPRES2014)<報告> 2014年10月6日から10日までの5日間,第11回電子情報保存に関する国際会議(11th International Conference on Digital Preservation:iPRES2014;E990,E1109,E1354参照)が,オーストラリアのメルボルンにあるビクトリア州立図書館を会場に開催された。2004年に始まったiPRESは,電子情報の保存に係る戦略から具体的な事例の紹介,国際的な取組みから小さな機関の活動まで,様々なトピックを扱っている。 参加者の属性は,図書館員やアーキビスト,IT技術者のほか,大学関係者や(物理的な)資料保存の専門家など,多岐にわたる。今回は約180人が参加し,国立国会図書館(NDL)からは筆者が参加した。例年参加者が多い欧米からは距離もあることから,地元オセアニアの参加
2014年11月6日、ドイツの電子情報長期保存プロジェクトであるnestorが、2012年に発表した保存計画のためのガイドライン(2.0版)の英語版を公開したと発表しています。 nestor(Twitter) The nestor-guideline on preservation planning is finally translated into English(2014/11/6) https://twitter.com/nestorNetzwerk/status/530286539281272832 Guideline for Preservation Planning. Procedural Model and Implementation (2014)(nestor)(英語版) http://files.d-nb.de/nestor/materialien/nestor_ma
未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。 登録したい都道府県を地図から選択します。 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。 ※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。 重文の「菜蟲譜」修理終え公開 京都市で修理が行われていた、江戸時代の画家、伊藤若冲の代表作の「菜蟲譜(さいちゅうふ)」が栃木県佐野市の美術館で久々に公開され、多くの人が訪れています。 およそ150種類の野菜や虫などが描かれた江戸時代中期の画家の伊藤若冲の代表作、「菜蟲譜」は、長さがおよそ11メートルある巻物で、国の重要文化財にも指定されています。 傷みが激しくなったことから、京都市の工房で、2年かけてシワや汚れなどを落とす修理が行われていました。 今月から、所蔵する佐野市の吉澤記念美術館で、修理後、初めての展示が始まり、野菜が中心に描かれている巻物の前半部分が公開されています。 訪れ
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