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2011年1月8日のブックマーク (20件)

  • 出版状況クロニクル32 (2010年12月1日〜12月31日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル32 (2010年12月1日〜12月31日) 日だけで起きている特異な出版危機について、再販委託制に基づく近代出版流通システムの限界と破綻をずっと指摘してきた。 しかし96年に比べて、3分の1近い出版売上高の消滅という異常なまでの凋落は、それに加えて、出版物の内容の恐るべき劣化も影響しているのではないだろうか。つまりこの失われた十数年において、システムと出版物の劣化がパラレルに進行したゆえではないだろうか。 1920年前後に立ち上がった出版社・取次・書店という近代出版流通システムの歴史は、出版物のそれぞれの分野におけるコンテンツの充実、作品性としての進化などによって売上を伸ばし、読者を増やし続けてきた。 それに関して多くの例は挙げられないが、例えばコミックを考えても、戦後は貸漫画から始まり、描写技術、物語、作品において、すばらしい進化と達成を示し、日の誇るべきカルチ

    tsysoba
    tsysoba 2011/01/08
    はてぶ忘れてた。
  • 本の解剖学 - フロム京都

    の解剖学」というワークショップを図書館の依頼で立て続けに行った。参加者に(特に古い上製)をカッターで解体してもらうというただそれだけの試みなのだが、参加者は単にをカッターで切り刻むのではない。見返しをはがし、表紙を取り去り、寒冷紗を抜き、かがりの糸を切って折丁をばらぱらにするという製と逆の工程を体験してもらい、逆の面から製と印刷を理解してもらおうというものだ。図書館で告知したイベントということもあるが、がなにより好きという人が多く、参加者全員熱心に取り組んでいただいた。 もっとも、実際の解剖作業はすんなりとはいかない。参加者一同カッター片手に苦闘されていた。みなさんもやっていただくとわかると思うが、「の解剖」は簡単なことではない。簡単に壊れないからこその製であって、そもそもがちょっとカッターで切ったぐらいで分解するようであってはの役割を果たさない。表紙を剥がすという

    本の解剖学 - フロム京都
  • ユーザー参加型メディアをボランティア論で理解する【鈴木良和】 | TechWave(テックウェーブ)

    ミネソタ大学大学院でユーザー参加型メディアの研究をしている鈴木良和さんから寄稿していただきました。ありがと! ミネソタ大学大学院 鈴木良和(ブングマン) 初めまして、ミネソタ大学大学院ジャーナリズム・マスコミュニケーション校で、ユーザー参加型メディアの研究をしている鈴木良和(ブングマン)です。日の広告業界からアカデミアに身を移し、研究を通じて発見した事を皆さんと共有したいと思い寄稿をさせていただきました。様々なソーシャルメディアを含む「ユーザー参加型メディア」は、まだぼんやりとした、様々な定義が存在するものです。しかし、逆にいえばそれは様々な切り口から理解することが可能でもあります。「ユーザー参加型メディア」を理解するために便利な「考え方」を、数回に分けて紹介していきたいと思います。 (1)この記事における「ユーザー参加型メディア」の定義 さて、題に入る前に、そもそも「ユーザー参加型メ

    ユーザー参加型メディアをボランティア論で理解する【鈴木良和】 | TechWave(テックウェーブ)
    tsysoba
    tsysoba 2011/01/08
  • mixi、Facebookはサイトではなく、インフラである【湯川】 | TechWave(テックウェーブ)

    [読了時間:3分] もう既に多くの人が理解しているものだとばっかり思っていたら、どうやらそうではないという話を頻繁に聞くので再度強調したいと思う。mixiやFacebookをサイトと認識すれば、今日のウェブに起ころうとしていることを正しく理解できない。mixiやFacebookは、自分にとって大事な人たちという意味での「リアル」な人間関係のデータ、つまり「リアルソーシャルグラフ」を提供するインフラと理解すべきだ。 その証拠に、mixiはものすごい勢いで技術仕様(API)を次々と公開し始めている。今後半年以内にmixiは「丸裸」状態になる。一定の手順やルールを守れば、サードパーティーでもmixi内の人間関係のデータにアクセスし、mixi内の人間関係を通じて情報や広告や製品が流通するような仕組みを構築できるようになる。もしYahoo楽天がそう望めば、Yahoo楽天だってページ上にmixi

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    tsysoba 2011/01/08
  • デジタル出版革命仮説:(4) 7つの勘違い

    どうも日の勘違いの最たるものはiPad狂想曲に集約されているようだ。幻惑されるのも無理はないが、やはりまず普通のを読むためのものをさっさと出すべきだった。安ければ、コンテンツなど青空文庫で十分で、あとはPDFやePUBの自主出版物、自炊物が増えるだけでも文化的・社会的なイベントになったと思われる。それもこれも、読書家や書店、プロの編集者など出版市場の主役たちを無視してコトを運んだバチが当たったのだと言えないこともない。2011年からは出版社以外のチャレンジが始まるだろう。創造的な競争を期待したい。 道具は使いようで使えない 勘違いその4:道徳主義で出版社を泣かせたiPadの元年を一身に背負ったiPadでしたが、何度も強調しているように、これはメディア・タブレットで「読書端末」ではありません。この勘違いは、かなり市場へのダメージが大きかったと思います。通常の読書には過剰、アプリ型の

  • デジタル出版革命仮説:(3) 幻の「元年」

    これまでデジタル革命を定義し、フルデジタルということの意味を整理した。題の「仮説」について述べる前に、「電子書籍元年」と言われた2010年に、実際何が起き(なかっ)たのか、何もなかった原因は何か、について振り返っておきたい。米国はこの1年でまったく空気が変わったのだが、「黒船」が来航しなかった日では、妙な安堵感すら生まれている。実際にはグローバルなレースが始まったのであり、海外市場での展開は加速度的に進化し、しだいに日を巻き込むことになろう。何をどう準備するか、そのためにも勘違いを解いておきたい。 「ケータイ特区」から抜け出せなかった日の2010年 2011年に暦が替わりましたが、「電子書籍元年」と喧伝された昨年に何が起きたかというと、どうも何も起きなかったというのが実感ではないでしょうか、印象で言っても意味がないので、では何が「元年」の目安であるべきか、筆者なりの指標を示しておき

  • デジタル出版革命仮説:(2)フルデジタルの意味

    「仮説」の第2回目。デジタル出版革命は、紙から電子への変化ではない。情報の存在と流通の形態に関わる根的な変化であって、その質は情報の流動化(サービス化)にある。デジタルにおける自由には必ず副作用が伴う。この歴史的流れに逆らうことはできないが、流されていては出版は情報の海に埋没し、成り立たなくなるだろう。読書人の権威や出版のコストが情報の品質保証にならない時代に、編集の専門性と社会性を再確立する必要があると思う。(写真=中国明代の百科事典、宋應星編著『天工開物』) いわゆる「電子書籍元年」を総括する前に、筆者が考えるデジタル出版革命についてまとめておきましょう。一言でいえば「フルデジタル」ということに尽きますが、これは コンテンツの製作・流通・消費のすべてがデジタルベースで行われる あらゆるメディア形態を吸収し、デジタルベースで処理可能にする という2つのことを意味します。近代から20世

  • 山陰中央新報 - 文化資源としての小泉八雲 社会に生かす新しい実践

    島根県立大短期大学部教授 小泉 凡 再資源化が可能な廃棄物を資源ごみと呼ぶことは、すっかり社会に浸透している。ところで、文化についてもリサイクルの発想が始まっている。蓄積され、死蔵された未評価の地域文化を発掘して光を当て、観光や地域振興など来とは異なる用途で社会的に活用しようというものだ。この考え方を実践究明しようという学問が文化資源学で、8年前に学会が東京で産声を上げ、筆者の勤務先の島根県立大短期大学部でも文化資源学を学ぶ環境が近年、整備された。 小泉八雲の生誕160年、来日120年に当たることし、この発想に基づいて、「八雲」を社会に生かす、さまざまな取り組みに携わった。 2008年に始まった松江ゴーストツアーは、八雲が著作でも紹介した松江の怪談を資源として観光に生かそうという試みで、闇の中を語り部の怪談に耳を傾けながら、約2時間歩くツアーだ。国土交通省(観光庁)の評価も得て、す

  • 「なぜ公共図書館?」図書館の価値を1分間でアピールする文書(英国)

    英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)は、図書館の価値を簡潔にアピールするためのメッセージ(clear and compelling one-minute messages)の作成を始めるとのことです。その最初の2つとして、「なぜ公共図書館?」(Why public libraries?)と「なぜ有給の専門家?」(Why paid professionals?)がウェブサイトで公開されています。「なぜ公共図書館?」では、図書館が世界の知識と情報へのアクセスを提供すること、社会のあらゆる年齢層の人々の読書を促進すること、コミュニティのハブとして機能することなどが、「なぜ有給の専門家?」では、サービス提供の質と一貫性を保証できること、専門能力を活用して様々な情報へのアクセスの手助けができること、図書館サービスを拡充するための活動ができることなどがあげられています。 Clear and co

    「なぜ公共図書館?」図書館の価値を1分間でアピールする文書(英国)
  • 河北新報 東北のニュース/学校資料廃棄しないで 進む統廃合で散逸懸念

    学校資料廃棄しないで 進む統廃合で散逸懸念 急激な少子化に伴い各市町村で学校の統合再編が相次いでいるため、歴史研究者が学校資料の散逸を懸念している。中でも小学校はかつて地域の公民館のような役割を担ったとされ、公式の行事などを記録した資料が残る可能性が大きいという。研究者たちは「学校資料は地域の貴重な歴史証言」と位置付けており、安易に廃棄処分しないよう呼び掛けている。 ◎宮城県内の研究者ら呼び掛け「地域の貴重な歴史」  統合で過去4年間に廃止されたか、または廃止の予定が示されている宮城県内の小学校は表の通り。  気仙沼市や栗原市は、再編時期の目安を打ち出すにとどめ学校名などに言及していない。時期は決めずに再編方針だけを掲げた石巻市や大崎市の例もあり、廃止される小学校は今後、さらに増えるとみられる。  歴史研究者らでつくるNPO法人宮城歴史資料保全ネットワークの理事で、宮城学院女子大の大平聡教

  • asahi.com(朝日新聞社):〈メディア激変185〉電子書籍元年、その後―4 人気作家が制作会社 - ネット・ウイルス - デジタル

    G2010を設立した村上龍さん(中央)と同社の船山浩平社長。右端はよしもとばななさん=昨年11月、東京都新宿区、坂田写す  作家の村上龍さん(58)が昨年11月、電子書籍の制作・販売会社「G2010」を設立し、取締役に就いた。「なぜ、作家が出版社と組まずに電子書籍を販売するのか」。設立の記者会見で自らそう問いかけ、理由を語った。  その4カ月前の夏、村上さんは講談社の雑誌で連載してきた長編小説「歌うクジラ」の電子版を、紙のに先行して出した。制作したのは、講談社ではなく、音楽やデジタルコンテンツの制作会社「グリオ」だった。  「出版社は紙のを作るプロであって、電子書籍を作るプロは非常に少ない。グリオのようなITベンチャーと組む方が効率的」。村上さんは理由の一つを説明した。電子版は、この小説のために音楽家の坂龍一さん(58)が作った音楽や映像がついた「リッチコンテンツ」で、グリオがパート

  • asahi.com(朝日新聞社):〈メディア激変184〉電子書籍元年、その後―3  出版社と作家が新戦略で協力 - ネット・ウイルス - デジタル

  • asahi.com(朝日新聞社):〈メディア激変183〉電子書籍元年、その後―2 専用端末が相次ぎ登場 - ネット・ウイルス - デジタル

    ソニーは1400冊のを実際に用意し、すべて「リーダー」に入るとアピールした=昨年11月、東京都港区、坂田写す  「電子書籍専用」をうたった端末が昨年12月、相次いで登場した。紙と同じ感覚で読めるモノクロの電子ペーパーを使ったのが特徴。もともと紙のが好きな人もターゲットだ。  ソニーが販売を始めたのが「リーダー」。「文庫サイズに1400冊分のが入る」とアピールする。パソコンから書店「リーダーストア」に接続し、ダウンロードする仕組みだ。  前月にあったソニーの電子書籍事業の発表会。米国ソニー・エレクトロニクスの野口不二夫シニア・バイス・プレジデントは、北米市場を例に「紙のビジネスが減っているのではなく、(紙と電子で)市場全体が大きくなった」と説明。「(アイパッドなど)タブレット型の汎用(はんよう)端末が出てくると電子書籍専用端末がいらなくなると言われるが、専用端末も伸びている」と、読み

  • asahi.com(朝日新聞社):〈メディア激変182〉電子書籍元年、その後―1 動き出す市場 - ネット・ウイルス - デジタル

  • 地域ニュース | 中国新聞デジタル

  • 一流と呼ばれる社会保険労務士を目指すあなたヘ

    会社と社員との間に立ち、さまざまな問題を対処する緩和剤的な役割をも担う、言わば、労働に関するエキスパートでもある社会保険労務士。 会社や企業に入社すると、ほとんどの場合、公的保険などへの強制的な加入が義務付けられている為、今後も、専門家としての仕事が途絶える事は考えにくいと言えます。 むしろ、保険制度や年金制度など労働に関するさまざまな法律や規定もより一層複雑化する事が予想されている将来においては、益々需要が高まる傾向にあると言えます。 ただし、社会保険労務士の需要自体が高まる傾向にあると言っても、ただ資格を持っているだけでは、その流れを有利に活用する事は難しい、と言えるかもしれません。 既に、労働環境や法律など、会社に関するさまざまな要素も年々複雑化している昨今ですが、近い将来、その変化も更に加速するのでは?と懸念されているのが実状です。 労働に関する全ての項目を熟知している専門家として

  • Blog vs. Media 時評 | 『新政権を育てるのに失敗』年賀状での心配事

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  • 無料の日本人ポルノ ビデオ: 無修正のポルノ チューブ

    tsysoba
    tsysoba 2011/01/08
    人口減少の文明システムへの影響の話は、公共機関全般にも通じる話かと。
  • 元新潮社編集者・宮本和英さんが、出版業界の裏話を語る語る。

    和英 @kazmiyamoto 担当編集者が情熱を持ってを出す、それを出版営業→取次→書店→アルバイト書店員と受け継いで書店の棚に並ぶ。でもここの流れにおいて、そのを必死で売ろうという情熱が形になって現れない! 沢山のの流通をこなすだけで手一杯になってしまう。そしてそのはどこかに埋没! そして返品。 宮和英 @kazmiyamoto 著者から出版社に対して出る不満は、宣伝してくれない! 営業が動いてくれない!店頭にがない! これらの不満は解消できません。それは仕組みがダメになっているから。個々の出版社のやる気の問題だけではないのです。このを売りたい、中身が素晴らしいということを伝えられないのです。 宮和英 @kazmiyamoto 出版流通の仕組みが個々のの良さを伝えられないから、著者自身がtwitterなどで自らの熱意で直接世間に伝えることが意味を持ちます。その方が

    元新潮社編集者・宮本和英さんが、出版業界の裏話を語る語る。
  • ポルノ解禁を勧告する諮問委員会の答申を大統領は激怒してはねつけた

    1968年、ジョンソン大統領は「猥褻とポルノに関する諮問委員会」を設置した。 この諮問委員会はこの諮問委員会は19名の委員と20人のスタッフとから成り、2年間の時間と200万ドルの費用をかけて報告をまとめた。 『日大百科全書』には「報告に基づいてポルノグラフィーの販売・陳列・配布の禁止に関する法律をすべて撤廃した」とあり、『世界大百科事典』でも「成人に対するポルノグラフィーの販売、陳列、配付の禁止に関する法律をすべて撤廃するように勧告した。デンマーク、スウェーデン、イスラエル、イギリスなどの研究も同様な結論に達し、日以外の先進諸国は1960~70年代にポルノグラフィーを解禁した。」と勧告・研究がポルノ解禁につながったような書きぶりであるが、我洋『社会心理学入門』(講談社学術文庫、1987)では、次のように書いてある。 1970年、委員会は700ページに及ぶ膨大な報告書をニクソン大統領

    ポルノ解禁を勧告する諮問委員会の答申を大統領は激怒してはねつけた