放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は8月19日、STAP細胞問題を取り上げた昨年7月放送の「NHKスペシャル」について審理入りを決めたと発表した。理化学研究所の元研究員の小保方晴子氏の申し立てを受けたもので、小保方氏は番組について「人権侵害の限りを尽くしたもの」と主張している。 審理入りしたNHKスペシャルは、昨年7月27日に放送した「調査報告 STAP細胞 不正の深層」。STAP細胞問題について、実験ノートの内容や小保方氏と笹井芳樹氏(故人)の電子メールなどを取り上げながら特集した。 小保方氏は先月10日、番組が人権侵害やプライバシー侵害などに当たるとして申立書を提出。番組がタイトルで「不正」と表現した上、「客観的証拠もないまま小保方氏がES細胞を盗み、混入させていたという断定的なイメージで作られたもので、大きな人権侵害があった」としてNHKに謝罪などを求めている。 また小
楽天は8月19日、フランスのNGO「市民の絆」(Secours Populaire Francais、以下SPF)とともに、フランス国内の子どもたちを対象とした包括的な支援活動を実施することに合意。第1弾として今秋、これまで日本国内で展開してきた車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」をフランスでも実施する。海外での展開はこれが初。 楽天いどうとしょかんは、東日本大震災で被災した子どもたちへの教育振興と復興支援を目的に2012年12月21日に運行を開始。当初は福島県を巡回していたが、その後活動地域を拡大、岐阜、島根、群馬でも巡回活動を行っていた。 2014年9月にはパリで開催された東北復興支援イベントにも楽天いどうとしょかんを出展。その後も子どもを対象とした共同事業の可能性についてSPFと協議を続け、今回の合意に至ったという。 フランスでの運行地域は、識字率の低い子どもが多い傾向にあるフラ
>図書館司書の最新求人はコチラ< 離職率が高いのは非正規雇用の図書館司書 正規職員で図書館勤務している司書の離職率はきわめて低く、頻繁に人の出入りがあるのは非正規雇用の図書館司書です。ここでは非正規雇用の職員(社員)として図書館に勤める人の場合でご説明します。 公共図書館や学校図書館は体力勝負の仕事 図書館のイメージは静かでゆったりしていて、きっと図書館司書も落ち着いた雰囲気の中でのんびり働けるのだろうと思って勤めてみると、予想外の業務の厳しさで驚いたり後悔したりすることは、きっと誰にもあります。 司書がエプロンをして働いているのはなぜか分からなかった人も、実際に働いてみて思いのほかエプロンが汚れていることに気がつきます。実際はかなりの肉体労働で、地道に細かい仕事も多く、また利用者の無理な要求や思いもよらない苦情を受けてストレスを感じることもあります。 大学図書館は気力と努力が必要 大学図
資格スクールなどを展開するTACは8月18日、教科書や学習参考書などを出版する桐原書店の全事業を譲り受けると発表した。英語教材に強い桐原書店のノウハウを活用し、事業拡大を目指す。 桐原書店の全事業を譲り受ける100%出資子会社「TAC桐原書店」(資本金5000万円)を24日付けで設立する。譲受額は非公開としている。 桐原書店は2001年に教育出版の世界大手Pearson Education傘下に入り「ピアソン桐原」に社名変更したが、2013年に独立して再び社名を戻した。教科書や学習参考書などを発行し、特に英語分野に強みを持つ。ピアソン桐原時代には技術書も出版していた。 TACは「TAC出版」や子会社の早稲田経営出版「Wセミナー」ブランドで資格試験対策書やビジネス書などを展開している。桐原書店の事業を加えることで出版事業の幅が広がる上、語学系コンテンツを開発する能力も活用できるとしている。
お知らせ いつもご利用いただき、誠にありがとうございます。 この度、河北新報オンラインニュースは、ウェブサイトをより使いやすく快適にご利用いただけるようにリニューアルし2020年12月14日に新しいURLにして、企業サイトも新設しました。 今後も更にわかりやすく最新の情報を掲載するンラインニュースサイトを目指しますので、どうぞよろしくお願い致します。
外務省外交史料館では8月31日から9月12日の期間、「降伏文書」と「指令第一号」の原本を特別展示する。戦後70年の節目として企画された。入場は無料。 1945年9月2日、東京湾上の米国軍艦ミズーリ号で降伏文書に調印したことでポツダム宣言の受諾と連合国軍による日本占領が正式に決定した。 降伏文書 公開される降伏文書には当時の重光葵外務大臣と梅津美治郎参謀総長の両全権、続いてマッカーサー司令官はじめアメリカ、中国、イギリス、ソ連、オーストラリア、カナダ、フランス、オランダ、ニュージーランド各国代表が署名している。 指令第一号 また、降伏文書に添付された一般命令第一号では、対日占領の前提となる日本軍の戦闘停止と武装解除の手続き、軍事施設、捕虜・抑留者に関する情報提供、外地日本軍の降伏相手先など、軍事事項の細目が規定されている。指令第一号が一般公開されるのは初めて。 advertisement 関
作家太宰治(1909~48年)が暮らした東京都杉並区の民家兼アパート「碧雲(へきうん)荘」の保存を求める地元区民らが9月14日、区内でシンポジウム「太宰サミット」を開く。太宰ファンを公言し、小説「火花」で芥川賞を受賞したお笑いタレント又吉直樹さん=写真=が講演や対談に参加することも決まった。 テーマは「太宰に会う、又吉に会う~荻窪の碧雲荘を残せるか~」。主催するのは地元区民らが昨年末に発足した「荻窪の歴史文化を育てる会」。会長の岩下武彦・中央大教授(国文学)は「若い世代に浸透している又吉さんを招くことが実現できた。碧雲荘の存在に広く関心を持ってもらえたら」と期待を込める。 碧雲荘の敷地は、区が隣接地と一体的に高齢者施設などを整備する目的で四月に所有者から入手。建物が保存できるか、注目されている。育てる会は「太宰が作家としての修業時代ともいえる時期を過ごした貴重な文化遺産。失われることは区民
戦前から戦中にかけて、国内の社会主義運動などを厳しく取り締まった特別高等警察(特高警察)の教育資料「昭和十六年 特高警察講義要綱」が米沢市内で発見された。専門家は、「特高警察に関する資料は終戦後、ほとんどが焼却されたため大変貴重だ」と注目している。 「要綱」は、米沢市六郷町西藤泉の公益財団法人「農村文化研究所」に昨年度、県内在住者から寄贈された古文書約170点の中から、目録を作成していた阿部宇洋(たかひろ)学芸員(30)が見つけた。 B5判ほどの大きさで、ガリ版刷り100ページ弱。最初のページには、赤字の「部外秘」の押印のほか、「楯岡警察署 特高内勤」の文字、署長以下4人の回覧印、「16・3・22」の日付などがある。寄贈者の親類が「楯岡警察署」(現在の村山警察署)の特高関係者だったとみられる。 続く「目次」は、「三綱領」や「皇国警察ノ使命」「左翼 宗教」「労働 農民 経済」「出版警察」「新
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く