仕訳の修正方法(科目、金額、消費税) 私は、基本的には「直接修正主義」、すなわち、修正仕訳を入れるのではなく、オリジナルの仕訳を直接修正することがベターと考える立場です。 まずは本来あるべき仕訳、数字を把握する 修正仕訳を入れなければならない原因は多々ありますが、当初入力した科目にあるにせよ、金額にあるにせよ、本来あるべき(だった)仕訳を作ることが重要です。 ついつい簿記の試験問題の感覚で、「修正仕訳は何か」といってしまいがちですが、試験ではなく実務では、「本来どんな仕訳をしなければならないのか」「いま使用しているソフト(システム)や会計処理方法ではどんな制約があってどう調整しなければならないか」をまずは考えるべきです。 もちろんその前提として、そもそも計上する数字を正しいかどうかが重要です。 差額補充ではなく洗い替えで 修正仕訳は、当初仕訳の金額と(少なくとも仕訳の段階では)正しい金額と