郷土をさぐる会トップページ 第22号目次 各地で活躍している郷土の人達 我が人生を振り返って 千葉県市原市 大森 勲 昭和十八年二月一日生(六十二歳) はじめに 私の一年先輩で「東京上富良野会」会長の長谷部元雄さんから突然の電話で、「かみふらの郷土をさぐる誌」へ投稿するよう要請があった。 故郷と過去を振り返ってみるのも、丁度良い機会と思い書かせていただくことにしました。しかし主題からして本誌の趣旨に添わないかも知れませんが、その点ご勘弁下さい。 私は高校を卒業した昭和三十六年三月、十八才の時に上富良野を後にして以来、今日迄の四十四年間のほとんどを、東京を中心に生活をしてきました。 これまでのサラリーマン人生、とりたてて才能、技能、資格とてありませんし、ましてや特別活躍したという記憶もなく、単に真面目にやってきたというのが取柄だと思っています。 同時にいろいろな面で好運に恵まれ、又