職業やら、 肩書やら、 個性、 人はそういう物によって認識され、 他者を認識する。 ペルソナを被ったり、 キャラ付けをしたり、 道化のように振る舞うことで、 「生きやすい」環境を手に入れる。 ラベルの拡張、 新たな自分の発見とでも言うべきか、 「自分探し」だとか、 「何者かになりたい」だとか、 そうやっていろいろなラベルを手に入れることに躍起になる。 「起業した人」だとか、 「ブログをしている人」だとか、 「一人で海外旅行をした人」だとか、 「アイデンティティ」 自分のそれを自分が一番信じられないから、 たくさんのラベルを集めて安心する。 だけれども、 あまりにもたくさんのラベルを手に入れてしまうと、 それの取捨選択にばかり時間をかけて、 結局は心が疲弊してしまう。 いくらラベルを手に入れても、 足りないものばかりに目が向くものだから、 新たなラベルを求めてもがき苦しむ。 世界が近くなりす