明治から終戦までの歌舞伎座の劇場プログラム「筋書(すじがき)」など約1180冊が、所蔵元の演劇・映画の専門図書館、松竹大谷図書館(東京・築地)のデジタルアーカイブで公開され、貴重な公演記録がネットで検索・閲覧できるようになった。図書館の司書、武藤祥子(さちこ)さんは「見て読んで楽しんで当時の観劇気分を味わってほしい」と話す。筋書が映す世相とは—。(服部聡子) 司書の武藤祥子さん㊨が手にするのは、パラシュートが描かれた1891(明治24)年1月の歌舞伎座筋書(右面)。同じく司書の佐々木絵理さんが手にするのは、(右から)ミツワ石鹸の広告が印刷された1931(昭和6)年6月の筋書と、歌舞伎座の座紋「鳳凰(ほうおう)丸」があしらわれた37年7月の筋書=東京都中央区の松竹大谷図書館で
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