渋谷の地形が文学作品の中でどのように描かれてきたか――Bunkamuraオーチャードホール内の会場で4月24日、「川と大地の街、渋谷の生んだ文学」をテーマにトークイベント「ドゥマゴサロン第16回文学カフェ」が開かれた。 会場で配られた大竹昭子さん自筆の地図「川と大地の町を歩く」 登壇したのは作家・大竹昭子さん。1980年初頭、ニューヨーク滞在中に文章と写真を同時に始めた。小説作品に「図鑑少年」「随時見学可」「間取りと妄想」、写真関係に「彼らが写真を手にした切実さを」「ニューヨーク1980」など。最新刊は「須賀敦子の旅路 ミラノ・ヴェネツィア・ローマ、そして東京」。「第28回Bunkamuraドゥマゴ文学賞選考委員」も務める。 当日は、渋谷川に沿って渋谷から天現寺橋から古川橋あたりまでのエリアが対象となった文学作品を、スライドを使って標高地形図を示しながら、さらに朗読を交えて紹介。併せて、大