【2012年11月20日 すばる望遠鏡】 すばる望遠鏡による観測で、アンドロメダ座の恒星を回る巨大惑星が直接とらえられた。これにより、太陽の2倍以上の質量を持つ恒星でも惑星が作られることが示された。 アンドロメダ座κ星の位置。クリックで広域拡大(ステラナビゲータで作成) 左:アンドロメダ座κ星系の近赤外線画像。中心にある黒い円は画像処理で取り除かれた主星とその付近。その周りのノイズから左上に離れたところにアンドロメダ座κ星bが見える。右:「信号-雑音比」という処理をした画像。信号-雑音比処理(S/N比処理)とは、信号の強度をノイズの強度で割り算する処理で、この処理を行うと、信号がノイズより強いところは明るく、ノイズより弱いところは暗く見える。この画像を見ると惑星(伴天体)がさらにはっきり見えることがわかる。クリックで拡大(提供:国立天文台) 国立天文台を中心とする国際研究チームが推進する系