トップ>インデックス>学習の手引き 更新日:2006/10/21 学習の手引き 文献の探し方 文献の読み方 論文とは何か 卒論とは何か データとは何か ご意見、お便りは mtakahas@tufs.ac.jp までお寄せください。
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総論 日本語史(総論・各時代史・資料) 音声・音韻、文字・表記 語彙、意味 附・敬語 文法 語用論、談話・コミュニケーション研究、社会言語学 方言・言語地理学 日本語学史 参考文献 辞典・シソーラスなど 付) 川村のお勧め本 1.総論 平易であり、またその本を単独に読んで日本語学の全体を見渡すのに適当な図書は現在の所出版されていないというのが、図書リスト委員会の結論である。教科書は9.参考文献 の所に挙げてあるのでそちらを見て欲しい。言葉一般の問題を考える際の図書はⅠ.言語学文献リストに譲る。 2.日本語史(総論・各時代史・資料) 基本レベル 1 金田一 京助『日本語の変遷』(講談社学術文庫90 1976 \680) (原題:『国語の変遷』、初出:日本放送出版協会(ラジオ新書) 1942、文庫版初出: 創元社(創元文庫) 1952、再録:『金田一京助全集 第二巻 国語学Ⅰ』三省堂 199
レポートをどう書かせてはならないか ─ 書評論文の効用 歴史学者の安丸良夫氏はある論文の中に、氏自身が経験した次のようなエピソードを紹介している。少し長くなるが引用しておこう。 私は、自分の勤務する大学で一般教育課程の「日本史」を講義している。この講義の聴講生は、名目上はきわめて多いが、平常の出席者はそれほどでもない。つぎに引用するのは、一九七六年度の学年末試験におけるA君の答案の書き出しの部分である。 「名もない足軽の身分から、全国を支配するまでに至った秀吉には、男のロマンが感じられるし、おさないころから秀吉にあこがれていました。立身出世の完全な見本のように思われます。彼の歴史をたどってみると、人間はやろうと思えば、努力しだいで何んでもできるのだと深く感じられます。やはり人間、努力がだいじだなと改めて思い知らされます。」 講義についての感想も書くようにと指示しているので、A君は感想の方か
1.遊歩 ある都市の中を歩くということは、異なる時間や空間が層をなして織り込まれたさまざまな形象を身体で感じ取り、その記憶や意味連関の重層的なテクスチャーの中へと入り込んでゆくことである。「街道を歩いてゆくか、飛行機でそのうえを飛ぶかによって、街道の発揮する力は異なる。同様に、テクストを読むか、それを書き写すかによって、テクストの発揮する力は異なる。空を飛ぶ者に見えるのは、道が風景のなかを進んでゆくさまだけであり、彼の目には、道はまわりの地勢と同じ法則に従って繰り広げられてゆく。道を歩いてゆく者だけが、道の支配力を知る。そして、飛行者にとっては単に伸べ広がった平野にすぎない、まさにあの地形に、道が号令をかけて、遠景や、見晴らし台や、林間の空き地や、すばらしい眺望を、道の曲がりくねりごとに呼び出すさまは、ちょうど指揮官が兵士たちを前線から召喚するのに似ているが、そうしたさまを経験するのも、歩
(このインターネット・バージョンは、印刷されたものと必ずしも一致していない場合があります。引用などをされる場合には、大阪市立大学文学部紀要『人文研究』第50巻第12分冊(1998年)157-176頁をご覧ください。) 1. 前提 現在、「地域(文化)研究」1) と呼ばれる日本の大学での制度上の単位において、個々の研究としてはすぐれた成果が多数生み出されながらも、「地域(文化)研究とは何か」を自らに対して問い直す必要にかられていることが、地域研究にはつねにつきまとっている。地域研究に関わる研究者の自己規定の試みが錯綜せざるをえないのは、一つは地域的な横断性、もう一つは領域的な横断性、という地域研究を規定しようとする、おそらく最小限の了解事項そのものに根ざしている。統一性をもつひとつのディシプリンとして地域研究をとらえようとする際に、おそらく最大の障壁と感じられるのは、前者の、地域的多様性の統
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