東日本大震災で被害を受けた図書館に代わり、被災者からの問い合わせに答える「だれでも・どこでもQ&A図書館」(略称・だれどこ)が図書館関係の有志によって設立された。インターネットを通じ、メールで質問を受け付け、回答する仕組み。一般的知名度は低いが、図書館には利用者の疑問解消などに役立つ資料や情報を案内するレファレンスサービス業務があり、その業務を代行する試みだ。 震災では、津波で流されたり、建物が崩れたりした図書館があり、中には再開のめどが立っていない施設もある。また、復旧などの対応に追われ、本来の業務全てを再開できていないところもあるという。 こうした状況を受け、設立されたのが、「だれどこ」。被災した図書館の代わりにレファレンスサービスを提供し、被災者が抱える生活上の疑問、店舗復旧のために必要な情報などについて答えることを目的にしている。 想定している質問は「避難所で遊べるゲームが知りたい