首都圏新都市鉄道,インテル,NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)の3社は7月14日,8月24日に開業する「つくばエクスプレス」車内で公衆無線LANサービスを提供すると発表した。車内に無線LANアクセス・ポイント(AP)を設置し,乗客にインターネット接続サービスを提供する。停車時だけではなく,走行中でも通信が途切れないサービスを目指す。当初は実験として始めるが「早い段階で商用化する」(NTTBPの小林忠男社長)。 つくばエクスプレスは東京・秋葉原と茨城県つくば市を最速45分でつなぐ鉄道。58.3kmの区間に20の駅がある。学術研究都市であるつくば市とパソコン・ショップが多い秋葉原を結ぶ鉄道には,無線LANの利用者が多いと見て実験に乗り出した。 APは,6両編成の車両のうち先頭と最後尾および中間の計3車両に取り付け,1台のAPでそれぞれ2両分をカバー。車内の利用者へはIEEE 8