バブル景気の最盛期、スキーやゴルフ、温泉などのレジャーを楽しむために観光地に建てられたリゾートマンション。それが今、捨て値で売られ、建物の老朽化により“腐動産”化している。トラブル多発の現場を取材した! ⇒【画像】石川県・能登のリゾートマンションは塩害が深刻で柱がボロボロに… 新築5000万円の物件が、ほぼゼロ円に!? 越後湯沢、苗場、熱海、山中湖などの観光地に建てられたリゾートマンションが暴落し、“腐動産”化している。 観光地に建てられたリゾートマンションが暴落 バブル期(1988~1990年)のリゾートマンションは毎年1万戸以上が新規分譲され、1億円超の高額物件も飛ぶように売れたが、1991年のバブル経済崩壊とともに供給が激減。ブームは過ぎ去ったものの、不動産ゆえに簡単に手離すこともできず、建物の老朽化や居住者の高齢化に伴い、各地のリゾートマンションでさまざまな問題が噴出しているのだ。