Writing Compilers and Interpreters A Software Engineering Approach 3rd Editionを5月から読んでました。なかなか面白い本なので紹介します。コンパイラの勉強というとどうしてもパーサーで挫折してしまいがちです。この本は、まずはフロントエンドと、中間処理(intermidiate)、バックエンドまでを簡単に作って、そこから少しずつ進めていきます。前半はどうしてもパーサーよりですが、パーサーという章があるわけではないのでそこで詰まることなく、面白いところまで手を動かしながら読めました。 どんな本 難しい理論は置いておいて、Pascalのコンパイラ、インタープリターをJavaで実装していく本です。本の内容は、タイトルの通りコンパイラを書くことに重点が置いてあります。実装上のテクニックは詳しく書いてありますが、背景のアルゴリズ
複素解析では正則関数が重視されます。正則関数と反正則関数を対にして微分を考えます。 シリーズの記事です。 正則関数と反正則関数 ← この記事 複素数とディラック作用素 全微分の知識を前提としています。 全微分 目次 概要 正則関数 2変数関数 反正則関数 書き換え 微分作用素 全微分 ウィルティンガーの微分 コーシー・リーマン作用素 具体例 微分 多項式 コーシー・リーマンの方程式 複素形式 方向非依存 導関数 具体例 例1 例2 ラプラシアン 調和関数 概要 複素関数の微分では極限が方向に依存しないことから正則関数が導入されます。しかし複素関数をプロットしようとすると4次元になってしまうため、図形的な理解は困難です。 今回は敢えて方向非依存ということは強調せずに、基底の変換という観点から反正則関数と対にして説明します。 正則関数 複素関数で重要な正則関数について、ざっくりと直観的に説明し
Consider this fact of modern life: Nearly all of the technological products that we buy and use are designed with planned obsolescence in mind. They are built specifically to fail after a relatively short period — one year, two, maybe five. If you doubt that, think about how often you have to replace your smartphone. Gadgets are designed to die. The irony, however, is that the same Silicon Valley
はじめに 最近、Kubernetesを中心としたコンテナ環境やマイクロサービスの文脈において、「サービスメッシュ」「Istio」というキーワードを聞く機会が増えています。 「Istio」は、2018/7/31にバージョン1.0に到達したことが発表され、ますます注目されるオープンソースソフトウェアとなっています。また、自分が所属しているSIerであっても、最近「サービスメッシュ」という言葉を聞く機会が増えてきています。 本記事では、サービスメッシュの概要から、サービスメッシュを実現するソフトウェアについて、Web上の情報などを元に調査した内容を整理したいと思います。 サービスメッシュとは マイクロサービスの課題 サービスメッシュの説明をする前に、サービスメッシュの前提となるマイクロサービスにおいて、どのような課題が存在するか整理したいと思います。 Service Discovery(サービス
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