先週、楽天による「爽快ドラッグ」の買収が発表されました。 「爽快ドラッグ」というのは、楽天にも出店している「日用品EC」のサービスです。「日用品EC」というのは、↑のカテゴリー一覧にもあるような商品を扱います。 最初に結論を書くと、この買収は、ヤフーショッピングの「ロハコ」対策かと思われます。 今回の買収は約84億円と、小さくない金額でのM&Aでした。今日のnoteでは、なぜこのM&Aが起こったのか、という背景を考えみたいと思います。 ロハコ vs 爽快ドラッグの売上比較 はじめにロハコの売上・営業利益を見てみましょう。直近四半期で、売上が97億円、営業利益が-7億円でした。売上成長率はYoY +37%でした。 次に、爽快ドラッグを見てみると、直近の1年間で売上が311億円という開示になっています。売上成長率はYoY +21%でした。 簡単に年換算の売上でまとめると、 ロハコ: 約400億
![日用品ECでも競争勃発!Yahooショッピング vs 楽天市場|決算が読めるようになるノート](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/031aa1114b29569109152db85ca648551da4b47d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F3726883%2Frectangle_large_1339b1602796e87a63a20a02d442fe79.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)