楽天の携帯電話事業のサービスの本格開始が10月から2020年春にずれ込む見通しであることが5日、分かった。10月からの利用者は5000人に絞り、料金は無料にする。通信基地局の整備の遅れなどが要因とみられる。低価格の料金体系で参入すると見込まれていた同社の本格的なサービス開始が半年遅れることで、携帯市場での価格競争も先送りになる可能性がある。【正式発表】楽天、携帯本格参入先送りを正式発表 当初5000人限定6日に発表する。同社はクラウドを使った「仮想化」と呼ぶ新技術を世界で初めて通信ネットワークに全面採用して10月の参入準備を進めている。想定外の障害のリスク軽減