『インターネット白書2009』(インプレスR&D刊)によれば、企業の6割、従業員規模1,000人以上の企業では実に7割がアクセス解析を導入している。解析ツールの役割は計測したものを分析に役立つ形にして提供することだが、実際にサイト運営にアクセス解析結果を活用できているという企業は少ない。定期的にアクセス解析のレポートはあがってきても、それをウェブサイトの改善に効果的に役立てていないケースはよく見られる。 もともとアクセス解析は、サーバーのアクセスログをグラフなどで視覚化したものだが、現在ではログ以外の情報も取得し、他のマーケティングツールと組み合わせるなどして、単なるアクセス解析にとどまらないウェブやその周辺を対象にしたウェブ解析を行うことが可能になってきている。サイト内のあるページへのアクセスを数量化するのみならず、売上や問い合わせといったサイト運営の目的をどの程度達成できているのか、ま
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