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ブックマーク / www.tsugami-workshop.jp (9)

  • Tsugami Toshiya's Blog

    中国の思潮の変化について、読んで考えたことをまとめました。参考にした中国の文献はとうてい訳しきれませんが、時期をみて抜粋だけでもアップしたいと思います。 追伸:夕、人民銀行が1ヶ月を措かずに預金準備率の再引き上げを公表しました。 前回は、人民元問題で譲歩せず、アンチ・ダンピングや対台武器売却に対抗措置を打ち出し、政府機関にサイバー・アタックまでかけてくる中国の姿勢を見て、オバマ政権が中国に対する違和感と“frustration”を募らせ、対中姿勢を 「硬化」 させつつあるのではないかと述べた。 中国に対する違和感、“frustration”を募らせているのは米国だけではない。欧州ではもっと顕著になりつつある。COP15で完膚無きまでに欧州のメンツを潰した中国の振る舞いを見て、欧州には 「中国当に良好なパートナーシップを築いていけるのか」 という深刻な疑問・不安が増大し始めたと感ずるの

  • Tsugami Toshiya's Blog:小沢代表 「第7艦隊でじゅうぶん」 発言に思う

    小沢代表が 「日米関係」 絡みで唐突な発言をするのは最近二度目、ウラに何があるのか考えていて、半年前に書いたことを思い出しました。 2月24日民主党小沢代表が遊説先の奈良でした 「(米国の極東におけるプレゼンスは)第7艦隊でじゅうぶんだ」 という発言が物議をかもしている。自民党はここぞとばかり 「暴言」 を攻撃、社民党は 「軍拡」 の匂いを嗅ぎとって反発、メディアも 「安全保障の観点から論外」 とするものが多いようだ。 例によって前後の文脈や背景が分からない 「ぶっきらぼう」 発言、福田内閣時代の 「大連立」 騒ぎみたいに 「機関決定」 をすっ飛ばした独走発言の色合いも濃い。おまけに釈明のつもりか、27日に 「私はまだ政府側ではない。具体的なことは政権をとって米国から聞いてみないと分からない」 と述べた (「小沢氏、火消しに躍起」(2月27日msn産経news) のはいただけない。そんなぁ

    udy
    udy 2009/03/02
    "「防衛予算を3倍から5倍にでもしようというのか」 という声もあった。しかし、 「米軍のプレゼンスは必要、かつ、それを日本自前でやれば3〜5倍かかると言うのなら、日本はもっと払ってくれ」 と言われたら"・・
  • Tsugami Toshiya's Blog:中国:沿海中心に経済成長に急ブレーキ

    悪い報せです、中国経済が足許でヤバくなってきました。 中国:沿海中心に経済成長に急ブレーキ 電力消費量急落のニュースに思う 10月上旬の世界協調利下げや欧米の公的資投入・量的緩和措置のおかげで恐慌ムードが少し遠のいたと思ったら、今度は実体経済面で 「世界同時不況」 が現実味を帯びてきて、マーケットはまた大きく下げている ・・・ そんなときに 「悪い報せ」 だが、中国経済が予想以上に急減速しそうな気配だ。対中依存度の高い日経済は、傘だけでなく雨合羽も必要になるかも知れない。 以前から、景気が落ち込みそうな割にはあまり動じない中国政府を見て、「沿海にばかり行っているせいで、こっちが悲観的になりすぎているのかな」 と思っていたら、先週第3QのGDPが9.0%だと発表された。「えっ! 第2Qは10.1%だったのに、三ヶ月で1.1%落ちるの?」 当のところ、いま中国経済はどうなっているのか・・

  • Tsugami Toshiya's Blog

  • Tsugami Toshiya's Blog:ベトナムが経済危機!?

  • Tsugami Toshiya's Blog:中国の 「愛国主義」 について

    リットン調査団の報告書を読んだら、非常に興味深い事実が分かりました。 中国の 「愛国主義」 について 「リットン調査団報告書」 を読んで 「リットン報告書」 を読んだ。満州事変後、国際連盟が派遣した、あの有名な調査団の報告書だ。たいていの方は名前を知っているだろうが、現物を読んだ人は歴史研究者を除けば絶無に近かっただろう。しかし、渡部昇一教授の編集で 2006 年に日語版 (「全文 リットン報告書」 ビジネス社刊) が出たおかげで、自分で読む機会を得た。その中で中国のナショナリズムや愛国教育について一つ発見があったので書き記したい。 日では、中国ナショナリズムと言えば 「中国共産党が体制の正統性を確保するためにやってきた 『愛国教育』 の産物」 という理解が通念化している。敷衍して 「愛国教育は 1989 年の天安門事件で国民の共産党に対する信認が地に落ちたのがきっかけ」 とか、「江沢

    udy
    udy 2008/06/12
    "「排外主義」を学校で肯定的に教えることは決して中国共産党が最近始めたことではなく、戦前 (おそらく1920年代) から一貫して続いていることであり、謂わば中国近代の教育と精神史を貫く 「根の深い」 傾向"
  • Tsugami Toshiya's Blog

    udy
    udy 2008/04/15
    "政治にせよ経済にせよ、現下の中国共産党の執政能力は相当高いことを事実として承認すべきかもしれない。少なくとも日本人は他人の心配をする前に、自分の通信簿を心配した方がよさそうだ。"
  • Tsugami Toshiya's Blog

    udy
    udy 2008/04/03
    中国の危機管理能力の高さとそのベースにある謙虚さ。チベット絡みの強硬対応は後進性を表しているようにも見え、それは私達衰えつつある隣国人の心を安らげさせる。侮るなかれ。
  • Tsugami Toshiya's Blog

    またまた、たいへん長いブランクを空けてしまったことをお詫びします。今回は最近読んで大きな啓発を受けたの感想文です。 「単一民族神話の起源」 を読んで 「・・・戦前の日では、大和民族は雑種民族であって、複合民族だと誰でも言っていたんです。あの日主義を唱道していた真最中にもそういう風に考えていたんです。ところが、戦後になって奇妙きてれつにも、進歩的な文化人をはじめとして、日は単一民族だと言いはじめたんです・・・」 (政治学者神島二郎が昭和 57 年に行った講演の中から) 最近 「単一民族神話の起源」 (新曜社刊)というを読んだ。著者は慶応大学の小熊英二助教授、サントリー学芸賞を受賞した書の 7 年後、平成 14 年に戦後知識人と呼ばれる人々の言説を取り上げながら、その時代背景、国民の心情を分析した書 「民主と愛国」 (注1) を刊行して大仏次郎論壇賞、毎日出版文化賞などを受賞した人

    udy
    udy 2007/07/08
    ”「・・・ごく簡単にいえば、弱いときには単一民族論で身を守り、強大になると混合民族論で外部のものをとりこむという動き」 があった”
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