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ブックマーク / amon.hatenablog.com (4)

  • 歴史の教訓とすべき人類史の悲劇が大袈裟な罵倒と解釈されてしまう件 - 非行型愚夫の雑記

    ナチスの思想である民族社会主義がどういう思想であったかを非常に大雑把に述べると、それは「ドイツ民族、それも優秀なドイツ民族の繁栄」を世界のための崇高な目的とし人道性より優先する思想でした。 そして、その思想に基づいての合理的判断による人権侵害は同民族にまで及び、精神障害者や知的障害者は排除対象とされました。 そのように「ドイツ民族の繁栄」を人道性より優先した結果、下記引用文のようなことがなされたのです。 ユダヤ人に関する措置 ポーランドに進駐した特別出動部隊に対する一九三九年九月二一日付のハイドリヒの速達は、占領地域のユダヤ人に関して「計画している全措置、したがって最終目標を極秘にする」としていた。最終目標のために「まずやるべきこと」は、田舎から比較的大きな都市へのユダヤ人の集中であった。 ずべてのユダヤ人共同体に長老評議会を作らせ、移住に関し「全責任」をとらせて、移住命令に従わない者は「

    歴史の教訓とすべき人類史の悲劇が大袈裟な罵倒と解釈されてしまう件 - 非行型愚夫の雑記
    udy
    udy 2008/08/17
    "「地獄への道は合理性で舗装されている」""勿論、これは皮肉で合理性自体に問題があるわけではありません。「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉において善意自体に問題があるわけではないように。"
  • 人道主義>軍事的合理性、市民>軍人 - 非行型愚夫の雑記

    クラスター爆弾禁止条約の採択に対して軍事的合理性の点から文句を言っても仕方がありません。 なぜならば、人類が築き上げてきた国際社会においては国際人道法に見られるように軍事的合理性より人道主義の方が優先されるから。 さらに言ってしまえば軍人の都合より市民の都合の方が優先されるから。 この理屈からは優秀な面制圧兵器であっても結果的に不発子爆弾が市民に深刻な被害を与えてしまうクラスター爆弾は禁止される方が妥当というもの。 軍事的合理性より人道主義が優先される以上、人道主義の方で出された結論に軍事的合理性の点から文句を言っても無意味。それが国際社会の現実であり、それに対して軍事的合理性を主張して悲壮感に浸り嘆く方がナイーブ。(駄目と分かっていてもやってしまう体言止めの連続使用) そして、軍事的合理性より人道主義を優先するのは人類社会的には正しいのです。 仮に人道主義より軍事的合理性を優先するならば

    人道主義>軍事的合理性、市民>軍人 - 非行型愚夫の雑記
    udy
    udy 2008/06/01
    筋の良し悪しという点では確かに。一方で役人がヤクザに弱いように、ルールの枠内で動くことに最適化された人間は剥き出しの暴力に対して極めて脆弱であることにも留意。文明は辺境の蛮族によって滅ぼされる。
  • もはや議論の必要がないこと - 非行型愚夫の雑記

    レイシズム・歴史修正主義に対する批判・非難に対して、レイシスト・歴史修正主義者がその不寛容さを批判・非難することがあります。 くだらない。 レイシズム・歴史修正主義に対して妥協点を見出すために議論する必要などありません。 不寛容に対する不寛容、大いに結構。それらに対して寛容に振る舞う方が悪しき相対主義というもの。妥協する方が悪。 両者の間に妥協点を見出すということは、正と誤の間で中間を取るようなものです。妥協するだけ結論は正から遠のきます。 両者の間に妥協点を見出す必要はありません。地動説と天動説、進化論とID論。これらに対し、前者を正しいものとし、後者を誤りとし、両者の間で妥協点を見出す必要がないのと同じ。 批判・非難されるべきことが批判・非難されるだけのことです。 こういう不寛容に対する不寛容は社会正義に反しません。むしろ、つまらない修辞で質を覆い隠し、不寛容に対する不寛容が社会正義

    もはや議論の必要がないこと - 非行型愚夫の雑記
    udy
    udy 2007/10/29
    それでもなお、議論(自分が考えを変えうるもの)は必要だと思っている。そうでなければ彼らが改心することなんて期待できはしない。
  • 貧困の再発見 - 非行型愚夫の雑記

    ワーキングプアは「貧困の再発見」 それはともあれ、ワーキングプアに注目が集まったのは、まじめに働いているのに、なお貧しいということに世間が驚いたということであろう。逆に言うとそれは、高齢や病気、障害などで働けない人や怠けて働かない人だけに貧困が見られるという感覚を多くの人が持っている、ということだろう。 おまけに、つい最近までの日では、その気になれば働く場はどこにでもあると皆が信じてきたので、その気になっているのに働く場がなかったり、働いても貧しいというようなことは想像しにくく、そのこともワーキングプアという現象への驚きとなって現われたのかもしれない。 現代の貧困P17より。 「高齢や病気、障害などで働けない人や怠けて働かない人だけに貧困が見られるという感覚を多くの人が持っている」だけで、働いても貧しい人は昔からいました。 例えば、手の離せない幼い子供がいる母子家庭。こういう家庭環境は就

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