先日、ある方から「YWT」という振り返りの手法を教えてもらった。YWTとは、 Y(やったこと) W(わかったこと) T(次にやること) の略である。(ネットで調べていたら、日本能率協会コンサルティングで開発された手法らしい。) 「これは面白い」と思ったのだが、この手法は、コルブ(Kolb)の経験学習モデルに対応している点に気がついた。コルブによれば、人は「具体的な経験を→内省して→教訓を引き出し→新しい状況へ応用」することで学ぶという。 つまり、YWT分析は 「何を実施したのか(具体的経験)」(Y) 「何がわかったのか(内省&教訓)」(W) 「次に何をすべきか(新しい状況への応用」(T) を考えることで、職場の経験学習を促進すことができる。 特に、難しい言葉を使っていないところがよい。職場で応用してみてはどうだろうか?