日本の芸能史に残る不世出のアイドルグループ「SMAP」が31日に解散し、結成28年、デビューから25年の活動に終止符を打った。メンバー5人全員による最後の言葉はなく、1日からソロ活動に入る。「SMAP最後の日」に、メンバーが芸能界で最も慕った父親的存在で最後の共演者でもあるタモリ(71)が、SMAPへの思いを直筆でスポニチに寄稿した。 SMAP全員そろっての記者会見も肉声もなく、老若男女に愛された国民的グループとしてはあまりに寂しい終焉(しゅうえん)。家族がいる木村拓哉(44)をはじめ、全員が都内のそれぞれの自宅で最後の日を過ごした。 芸能史上これほどの悲劇はない。元々、メンバー同士になんの問題もなかったのに「解散」という結末に至ったことに、いまだ納得できないファンは多い。 2017年。それでも前へ進むしかないメンバーへの思いを、タモリは本紙に直筆で寄稿した。 「スマップは立派だよ