24日午後6時ごろ、横浜市西区みなとみらい1丁目のパシフィコ横浜で開催中の「第7回国際宝飾展 秋」の会場から、「宝石が盗まれた」と110番通報があった。戸部署などによると、指輪などに加工する前のルース(裸石)と呼ばれる50カラットのダイヤモンド1点(時価2億円相当)が盗まれ、窃盗事件として捜査している。 署によると、ダイヤは埼玉県の宝飾品卸売業者が出したブースのショーケース内に展示されていた。従業員が、同日午後5時ごろにケース内にあったのを確認したが、同日午後6時ごろ、閉場作業中になくなったことに気づいたという。ケースは、宝飾展の来場者が行き来する通路側ではなく、その反対側から宝石を出し入れする構造。出し入れする箇所に鍵をかけられるようになっていたが、当時は施錠されていなかったとみられる。 会場内の防犯カメラには、ケースの鍵側に腕を伸ばす彫りの深い30代くらいの男の姿が映っていたという。別