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ブックマーク / shimizu.typepad.com (4)

  • "Platform Leadership"

    Business Value of IT, Future of business/companies/workers, Ability to innovate. このはとても面白かった。今日のIT業界リーダー企業がどのように今日のリーダーシップを確立したのかが分析されている(Intel, Microsoft, Cisco、あとPalmやNTTドコモも少し)。産業史としてもまとまっているので、IT・ハイテク業界で働く人は一度読んでおいて損はないと思う。 面白かったのだが、あえて難を言うと、このに出てくる事例は、どれも「元々市場シェアが大きかった会社が自社のビジネス基盤を更に強化するために何をしたか」ばかりで、どうすれば市場シェアリーダーになれるかは書かれていない。そして、「成功した会社はこうでした」とは書かれているが、それが当にKFSだったのかどうかについての検証は少ない。同一業界内で

  • Big Blueはどこへ行くのか

    IBMは、かつて(今も?)世界最大のコンピュータメーカであり、今日では、世界最大級のサービスプロバイダである。IT業界歴史を振り返り、また今後を予測する上で、この会社を抜きにしては語れないと思う。 IBMの2004年の売上高は、グローバルで約$98billion(≒10兆円)、そのうち48%を、IBM Global Business Servicesという名称で知られるコンサルティング・S部門があげている。 また、セグメント別に見ると、最も利益率が高いのはソフトウェア部門である(粗利率87.3%) ここで言う「ソフトウェア」に含まれるのは基的にパッケージソフトウェアで、内訳は、OS、WebSphereシリーズ、 Lotus、Rationalグループ製品 等のライセンスとサポート料である。従って、顧客のニーズに応じて都度カスタムメイドされるソフトウェアは「サービス」部門の売上とされている

    Big Blueはどこへ行くのか
  • これからのコンピューターとは

    Business Value of IT, Future of business/companies/workers, Ability to innovate. 電子媒体で保存しておいたはずのファイル名やディレクトリの場所が思い出せなかったり、パソコンのハードディスクを検索するよりも、「棚の、何段目の、あの辺にあるドッチファイルに綴じてある、あんな色の紙」というイメージを思い出すほうが、ラクだったりしませんか? 私事ですが、最近妙にシゴトが忙しく(要領が悪いとも言う…)どうすれば自分の生産性は少しでも上がるのか、情報検索時間を短縮できるのかが、かなりクリティカルな関心事でした。 そんなある日、川原英哉さんにLooking Glassについてお話を伺った際に出てきた、ファイル名・ファイルの種類・ファイルの所在(ディレクトリ)を基にした現在のファイルシステム(UIのほうが適切かな)は、来あ

  • Built To Last

    題名は知っているし、聞きかじって内容も何となく知っているが、実は読んだことがないという感じでしたが、遂にNY旅行帰りに読みました(飛行機の移動が長く時間があったので、空港の屋で見つけて思わず購入)。BusinessWeekのビジネスベストセラーリストに6年連続ランクインしたそうです。 このがユニークだな、と思ったのは、 ビジョナリーな会社を選ぶのに、Fortune 500とInc 500から、製造業/サービス業/公開/非公開などの偏りがでないようにCEOを700人サンプリングして、その人達に「ビジョナリーだと思う会社を5つ挙げてください」とアンケートを取ったところ(調査方法) 単にビジョナリーな会社18社(金メダリスト)を調べるだけでなく、同時代に設立され、当時は同じような事業内容だった会社(銀・銅メダリスト)との比較を行なったところ 会社の歴史全部を振り返ったところ(In Sea

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