<不安が募って心身に不調をきたしている人は多いが、つらい経験を思い出すことで乗り越えるといった従来の手法には効果がない、と臨床心理士のクラウス・ベルンハルト。注目を集める「ベルンハルト・メソッド」で行うのは、脳のプログラムの書き換えだ> 新型コロナウイルスの感染拡大によって、社会全体に混乱が生じている。外出自粛や在宅勤務などで生活にも変化を強いられるなか、「この状態がいつまで続くのか」「この先の生活や仕事は一体どうなるのか」といった不安を抱えている人は今も多いだろう。 特に、あらゆる活動が制限される状況にあっては、ストレス解消もままならず、最初は小さな心配事に過ぎなかったものが、気づいたときには大きく膨らんで、深刻な健康問題になってしまう可能性もある。 だが「脳の使い方」を身に付ければ、自らの手で、そうした不安を断ち切ることができるようになるという。それを教えてくれるのが、『敏感すぎるあな
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