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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (27)

  • 職業としてのAV女優 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    職業としてのAV女優 (幻冬舎新書) 作者: 中村淳彦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/05/30メディア: 新書購入: 4人 クリック: 216回この商品を含むブログ (37件) を見る 内容紹介 日当3万円! 倍率25倍! 年齢不問! ! スキルがなくてもカラダがある! ? 業界の低迷で、100万円も珍しくなかった最盛期の日当は、現在は3万円以下というケースもあるAV女優の仕事。それでも自ら志願する女性は増える一方だ。かつては、「早く足を洗いたい」女性が大半だったが、現在は「長く続けたい」とみな願っている。収入よりも、誰かに必要とされ、褒められることが生きがいになっているからだ。カラダを売る仕事は、なぜ普通の女性が選択する普通の仕事になったのか? 長年、女優へのインタビューを続ける著者が収入、労働環境、意識の変化をレポート。求人誌に載らない職業案内。 この新書を読んで、「A

    職業としてのAV女優 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 弱者の居場所がない社会 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    弱者の居場所がない社会――貧困・格差と社会的包摂 (講談社現代新書) 作者: 阿部彩出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/12/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 87回この商品を含むブログ (24件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) これらの「小さな社会」は、人が他者とつながり、お互いの存在価値を認め、そこにいるのが当然であると認められた場所である。これが「包摂されること」であり、社会に包摂されることは、衣住やその他もろもろの生活水準の保障のためだけに大切なのではなく、包摂されること自体が人間にとって非常に重要となる。「つながり」「役割」「居場所」から考える貧困問題の新しい入門書。 『子どもの貧困』の阿部彩さんが、大人も含めての「いまの貧困問題」について書かれた新書。 まさに「貧困問題の入門書」です。 この新書のなかで、イギリスのノッティンガム大学医学部

    弱者の居場所がない社会 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2012/05/23
    >周囲が「忘れてしまった頃」に、新たな危機はやってくる。/「格差をなくす」のは、貧困層を助けるためだけではなく、安定した社会をつくるためなのです
  • 『スマイリーキクチ事件』から、何も学ぶことができなかった人々へ - 琥珀色の戯言

    参考リンク:「虚偽報道による名誉毀損」で産経新聞社と同社記者を提訴しました(辻元清美:BLOGOS) 僕は辻元さんの目立ちたがりのところが好きになれないし、他人に対しては強い言葉で批判するものの、自分に対して甘いところ、そして、これまで政治の世界でみせてきた信条については嫌いです。 しかしながら、この記事の最後の「意見」は、あまりにも酷すぎる。 「お前はそういう人間だから、嘘を新聞に書かれても仕方がない。お前が反省しろ」とか、「その記事、15年前に何かで読んだ記憶が確実にある(でも手元にはない)」とか、「火のないところに煙は立たない」とか。 もうね、あえて言わせてもらいます。 マスコミの虚偽報道を告発している人間が嫌いな辻元さんだからといって、わざわざ「意見」のところに辻元さんの悪口を書いて「自分は国のために尽くしている」なんて思っている連中って、あまりにも愚かすぎる。 たしかに、「公人

    『スマイリーキクチ事件』から、何も学ぶことができなかった人々へ - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2012/01/22
    >辻元さんの過去の行動に問題があると思っているのであれば/証拠や根拠を提示して批判すればいい。このトピックに「便乗」して、「日頃から気に入らないヤツを、誹謗中傷する」のは、あまりに情けない行為
  • ヤクザと原発 福島第一潜入記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ヤクザと原発 福島第一潜入記 作者: 鈴木智彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/12/15メディア: 単行購入: 3人 クリック: 947回この商品を含むブログ (308件) を見る 担当編集者から一言 暴力団専門ライターの著者が、ジャーナリストでは震災後初めて作業員として福島第一原発に潜入。高濃度汚染区域でいきなり4ミリシーベルトらったり、熱中症で昏倒したり、汚染水で作ったセシウムスイカをべたり……。著者ならではのヤクザと原発の密接すぎる関係も全部暴露。フクシマ50の中に3人の暴力団幹部がいることや、作業員派遣で暴利をむさぼる親分など、ヤクザにとって「最大のシノギ」としての側面もたっぷりと伝えます。 福島第一原発に作業員として潜入し、働きながら隠しカメラなどで取材を行っていた、ジャーナリストの鈴木智彦さんの著書。 このの発表にあわせて、外国特派員協会で会見を開いた際

    ヤクザと原発 福島第一潜入記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「友達がいなさそう」人間の独白 - 琥珀色の戯言

    参考リンク:「友達がいなさそう」が罵倒の文句になる理由:日経ビジネスオンライン この津村記久子さんの文章を読みながら、僕も考えました。 「友達」って、何なのだろう? ときどき、テレビのインタビューなどで、「あなたには『親友』がいますか?」なんてやっているじゃないですか。 で、女子高生が、キャーキャー言いながら、「うーん、10人くらいかな!」と答えている。 僕は友達が少ない人間で、いまこの場で「すごく困っているから、いますぐ来てくれないか」と電話したら飛んできてくれるような「友達」の顔を思い浮かべようとするのだけれど、全く浮かんでこないのです。 そもそも「友達」なら、そんなふうに迷惑をかけるべきじゃないのでは、とか考えてしまうし。 世間の人々は、「友達」って、どういうものだと解釈しているのでしょうか。 暇なときに電話でお喋りしたり、休日に一緒に遊びに行ったりするのが、「友達」? 困ったときに

    「友達がいなさそう」人間の独白 - 琥珀色の戯言
  • ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所 (ちくま新書) 作者: 青砥恭出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/10メディア: 新書購入: 14人 クリック: 191回この商品を含むブログ (62件) を見る 家族みんな中退、二世代にわたる母子家庭、先行きのない若年出産。貧困スパイラル!…高校を中退していく生徒の家庭には、ひとり親の家庭も少なくない。離婚した母親たちが働く場所もパート等の不安定雇用しかない。少しでも高い収入を求めて、夜は水商売へ働きにでる母親も多い。毎日、昼働いた後、夜遅くまで店で客と飲み、体をこわして水商売すらできなくなり、いっそうの貧困へ落ちていく。 公立中学から、それなりの進学校経由で大学に行き、資格を取って就職した僕は、いわゆる「底辺高校」を、「勉強しないで遊んだり暴力ふるってばっかりのバカとヤンキーの集まり」だと内心嘲っていたのです。将来困っても、自

    ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2009/11/24
    >貧困のなかで苦しんでいる子どもを放置し、今の日本のように「自己責任」「受益者負担」だと突き放せば、/ 社会に対する復讐心は生まれることはあっても、社会のために働こうなどという意識が生まれるはずもない
  • 差別と日本人 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    差別と日人 (角川oneテーマ21 A 100) 作者: 辛淑玉,野中広務出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2009/06/10メディア: 新書購入: 9人 クリック: 232回この商品を含むブログ (122件) を見る 日の中に蔓延る「差別」。日人はいつから「差別」と関わり続けているのか?日のタブーに論客2人が論じる日の行方と日人論の決定版。 日における「差別」の歴史の解説書というよりは、「部落民」として差別を受ける側として闘いながら、政治の世界でのし上がり、自民党幹事長にまで上り詰めた男(=野中弘務)の回想録として読むべきなのではないか、と僕はこれを読んで感じました。 あくまでも「野中さんの個人的な体験と思想に基づいている」というところが、このの面白さでもあり、もどかしさなのかもしれません。 野中弘務:自分の町から中学の後輩を二人、大阪鉄道局に入

    差別と日本人 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2009/10/27
    >野中さんの「親中国」っていうのは、「日本社会への嫌悪感」からきているのではないか
  • ゲゲゲの女房 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ゲゲゲの女房 作者: 武良布枝出版社/メーカー: 実業之日社発売日: 2008/03/07メディア: 単行購入: 14人 クリック: 441回この商品を含むブログ (166件) を見る 内容紹介 著者は、『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親であり、妖怪研究の第一人者としても知られる巨人・水木しげるの夫人である。 赤貧の時代、人気マンガ家の時代、妖怪研究者の時代、「幸福とは何か」を語る現在……結婚以来半世紀、常に水木の傍らに寄り添い、見守ってきた。 著者はなぜ極貧の無名マンガ家と結婚したのか? 伝えられる貧乏生活とはどんなものだったのか? 超有名人のとなって人生はどう変わったのか? 水木のユニークな言動をどう受け止めてきたのか? 自らを「平凡な人間」と語る著者の目に映った異能の天才の真実と、夫と歩んだ自身の激動の人生への思いを率直に綴った、感動の初エッセイ! 来年3月からのNHKの連続テレビ

    ゲゲゲの女房 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2009/07/09
    >この本を読んでいると、そういう「誰かを一生懸命支えるだけの人生」というのも、そんなに悪くないんじゃないかな、という気がしてきます。/だから、NHKが選んだわけだ。そういう価値観が好きな層向けの脚本として
  • 自分探しが止まらない ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    自分探しが止まらない (ソフトバンク新書) 作者: 速水健朗出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2008/02/16メディア: 新書購入: 22人 クリック: 1,118回この商品を含むブログ (307件) を見る 内容紹介 自分探しの罠にはまらないための道を探る! 自己啓発や自己分析でかえって己を見失ってしまう若者や、自分を探しに世界へまで飛び出してしまう夢追い人など“自分探し”は日中に蔓延している。 中田英寿から「あいのり」まで幅広い分野での自分探しを分析し、その実態を探り出す。 著者の速水さんより少しだけ早く生まれている僕にとっては、非常に考えさせられるでした。 正直「こんなのに引っかかって搾取される若者たちはバカだなあ」と思いながら読み進めていったのですけど、読んでいくうちに、僕は自分も「慢性自分探し病患者」であることを自覚せずにはいられなかったんですよね。

    自分探しが止まらない ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • もし、あなたが本当に「読んでほしい」と思っているならば - 琥珀色の戯言

    ブログを始めてからアクセスが伸びるまで - 北の大地から送る物欲日記 ↑のエントリを読んで考えたこと、あるいは、6年間個人サイト&ブログをやってきて、今感じていることなどを取りとめもなく書いてみる。 もう、個人サイト業界への「新規参入」の時代は終わった ↑の「終わった」というエントリで、逆に少しだけ「始まってしまった」のがこのブログだというのは皮肉な話ではあるのだけれど、「新規参入」というのは、年々厳しくなっているのではないかと思う。 id:hejihoguさんが書かれている、 私の感覚だと、今も数年前もブログの新規参入の障壁はさして変わっていないように思える。というのは、いろいろと試してみたいことがあったりして、実験的にいくつかのブログサービスで新規ブログを作成していたりするのだけども(全く別ハンドルでこことは関係のない内容)、ブログ開始当初にくるアクセスが数アクセス〜数十アクセス/日と

    もし、あなたが本当に「読んでほしい」と思っているならば - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2008/02/15
    確かに拾ってもらう工夫というのはかなり必要。しばらく2000PV/日あってもちょっとでもほったらかすと、すぐ1000PV/日切るし。そういう「底上げ」のためにはてなキーワードは役立ってると思う。
  • 笑いの現場―ひょうきん族前夜からM-1まで ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    笑いの現場―ひょうきん族前夜からM‐1まで (角川SSC新書) 作者: ラサール石井出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ発売日: 2008/02/08メディア: 新書購入: 5人 クリック: 145回この商品を含むブログ (45件) を見る (e-honより) [要旨] ラサール石井が「コント赤信号」として歩んだ時代―それは現在のお笑い界の第一線にいる芸人たちとの競演の時代でもあった。修業時代に新宿ゴールデン街で飲み仲間だったとんねるずや、「オレたちひょうきん族」の楽屋で談議したビートたけし、明石家さんま、島田紳助ら。そこで熱く語られたのは、芸人として極めんとするそれぞれの笑いのスタイルについてだった。コント赤信号で歩いた時代を描く「ノンフィクション編」と、芸人それぞれの笑いを解説する「評論編」の2部構成で、お笑いの真髄を描く。 [目次] 第1章 コント赤信号で見たお笑い界―ノ

    笑いの現場―ひょうきん族前夜からM-1まで ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2008/02/13
    なわけない。M-1でその劣化コピーたちが見事にことごとくスベっていたのがその証拠だ。>ダウンタウンが「究極の進化形」なのでしょうか
  • なぜ日本人は劣化したか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    なぜ日人は劣化したか (講談社現代新書) 作者: 香山リカ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/04/19メディア: 新書 クリック: 14回この商品を含むブログ (49件) を見る 活字の世界、子どもの教育、若者の「生きる力」、ゲーム音楽などのコンテンツ産業、知的ビジネス産業、社会の寛容性、公共意識の低下など、日中で地殻変動のように起きている「劣化」について考える。 Amazonでの評価などを読んでいると、「劣化したのは著者(香山リカ)の方だ!」なんていう厳しいコメントも多いのですが、僕はけっこう面白く読めました。まあ、このの中での香山さんの「主観」に囚われずに、客観的なデータだけを拾っていっても、それなりに役立つのではないかと思いますし。 この中で、香山さんは、「個人的な体験談」として、こんな話を紹介されています。 '07年のセンター入試監督をしているときに、興味深い体

    なぜ日本人は劣化したか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2007/08/29
    言い得て妙。 >要するに、今の社会というのは「反則をしても5カウントとられなければ反則負けにはならないプロレス」みたいなもの
  • 琥珀色の戯言 - 「ブログに期待しすぎてしまった人」の悲劇

    公募ガイド 2007年 04月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 公募ガイド社発売日: 2007/03/09メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る いろんな懸賞や小説、シナリオ、キャッチコピー、イラストなど「現在公募されているもの」を1冊に集めた「公募ガイド」というがあるのですけど、その2007年4月号の読者投稿のページに、42歳の読者(性別は不明)のこんな投稿が掲載されていました。 1年と5ヶ月続けていたブログを閉鎖しました。理由は、執筆活動に専念したいから。日々の暮らしのさりげないエピソードを書くのは、とても楽しい作業でした。自分が書いた日記に、携帯電話で撮った写真を添付して、印刷、保存しています。いい思い出になります。 でも、一々、訪問してくださる方に、その方の日記を読んで、コメントを返すという作業が辛くなったのです。わたしの場合は、何かを書くと、1

    琥珀色の戯言 - 「ブログに期待しすぎてしまった人」の悲劇
    umeten
    umeten 2007/03/18
    うーんん。そういう意味じゃ私は「ブログに期待しなさすぎる人」なのかも。
  • 「知識」と「人生経験」 - 琥珀色の戯言

    http://anond.hatelabo.jp/20070314201650 ネタにマジレス、って言われてしまいそうなのだけれども。 何ヶ月か前に、披露宴で紹介するプロフィールを作るために小さい頃からの思い出や「どんな子供だったのか」を司会者やプロフィールビデオを作る人の前で語る機会があったのですが、僕の小学生から高校生までって、まとめてしまえば「読んでマイコンいじってゲームしてそれなりに勉強して、はいおしまい」って感じだったんですよね。そりゃあ、実際にその時代を生きていた頃には、マラソン大会イヤだったなあ、とか、転校して最初の頃は周りと合わなくて辛かったなあ、とかいろいろ感じて必死に生きていたのですけど。 生徒会の役員になったわけでもなく、女の子とドラマチックな出会いや別れがあったわけでもなく、その一方で、万引きをして補導されたこともなく(そういえば、ゲームセンターで警察の手入れに遭

    「知識」と「人生経験」 - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2007/03/15
    どっちもどっちだ。優越感、優越感が、ほとばしる。
  • 2007-01-17

    http://anond.hatelabo.jp/20070116171253 僕もだいぶWEB生活が長くなってきたので、「通りすがり」「名無しさん」などのHNで書かれたコメントは、極力読まないようにしています。読んでも不快になるだけなので。それでも、つい読んでしまうこともあるんですけどね。 「通りすがり」って書いている人っていうのは、おととい書いた「社会的には」って言っている人と同じで、「個人的な感想」を「そのサイトやブログを偶然訪れた人の多くが抱く感想」にすりかえて、サイト主やブロガーにダメージを与えようとしているのです。それがどこまで意識的なものかはわからないんだけど。 固有のHNを名乗って批判されれば、「こういう変わった人もいる」というふうに割り切れても「通りすがり」って書かれると「通りすがった人はみんなこんなふうに思うんだろうか?」とか、つい考えてしまうんですよね。基的に自意識

    umeten
    umeten 2007/01/22
    「自称、名なしさん」対策の話。
  • 銚子電鉄と「死ぬ死ぬ詐欺」 - 琥珀色の戯言

    http://www.narinari.com/Nd/2006116745.html 僕もこの記事を読んで、「ぬれ煎買ってあげなくちゃ!」と固く決心しました。がんばれ銚子電鉄! ……しかし、しばらくして、ふと気がついたのですが、人間というのは矛盾した生き物であり、ネットというのは不思議な傾向を持つ空間ではありますよね。 先日、海外での移植希望の子供たちに対する「死ぬ死ぬ詐欺バッシング」が巻き起こったのに、今度は「銚子電鉄を救うために、みんなで協力しよう!」という呼びかけが。もちろん、その両方を同じ人がやっているわけではないのでしょうけど、「人間の子供」の危機に対しては、援助に懐疑的だった人々の中にも、「たぶん自分は利用することはないであろう鉄道会社の危機(しかも、その要因は前社長の横領であり、社員は無実でも、会社としては自業自得だとも言えます)」に対して同情している人が少なくないような気

    銚子電鉄と「死ぬ死ぬ詐欺」 - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2006/11/23
    なるほど論理的には全く同義だなぁ。しかも原因がジジイの横領かよ。まずそのジジイを絞り上げろよと。
  • 「客であること」をふりかざす人々 - 琥珀色の戯言

    ボードゲームサークルの運営について(by 卓上遊戯創造館別館(11/8)) http://d.hatena.ne.jp/stelmos/20061108#1162993420 ↑のエントリを読みながら考えたのだけれど、こういうのって、ある集団が大きくなっていく過程において、必ず出てくる問題なのでしょうね。僕にとって身近な例で言えば、この「インターネット」というやつだって、大昔の「パソコン通信」の時代には、「パソ通をやっている人間」というだけでお互いに「同好の士としての仲間意識」みたいなものがあったのだけれども、いまや「インターネットをやっている人」だからといって、お互いに親近感を抱いたりはしませんし。まあ、「ヘビーブロガー」同士とかなら、多少はそういう連帯感みたいなものも生まれやすいのかもしれませんが。 考えてみれば、個人サイトとかブログなんていうのは、まさに「無料のサークル」みたいなもの

    「客であること」をふりかざす人々 - 琥珀色の戯言
  • 琥珀色の戯言 - ブロガー堕落論

    http://d.hatena.ne.jp/kotoko/20060710 http://d.hatena.ne.jp/screammachine/20060710#p1 「時をかける少女(http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/index.php)」という映画の「ブロガー試写会」に参加された方々のレポートがいくつか公開されているのですけれど、何人かのブロガーたちの「絶賛」を読んで、僕も観てみようかな、と思ったのと同時に、やや黒い気持ちが僕の心にわきあがってきたのです。 試写室というものに行くのが生まれて初めてだったので、一人用の皮張りソファーだキャー座り心地いーなーキャーってなりました。しかも紹介書く時ように画像もくれたー! しんせつー! 平民の子なのでこういうことでキャッキャします。 と、id:kotokoさんは書かれていて、こういう経験が無い僕は、ちょっ

    琥珀色の戯言 - ブロガー堕落論
  • ものすごく他人を信じている人々 - 琥珀色の戯言

    http://d.hatena.ne.jp/sumida/20060607#p2 ↑の文章を読みながら考えていたのですが、こういう「危機管理意識の希薄な人々」というのは、裏を返せば、「ものすごく他人を信じている人々」ではないかという気がします。 僕は田舎で働いているので、よく高速道路を利用するのですが、走行車線と追越車線の2車線しかない道路で、追越車線を猛スピードで走っていて、前の車の後ろにピッタリつけて煽ったり、急ブレーキを踏んだりする車っていますよね。 以前はああいうのを見て、「よっぽど自分の運転に自信があるのだろうなあ」と思っていたのですが、最近は、「あの人は、他人を『信頼』しているのだなあ」とちょっと羨ましく思うことがあるのです。 僕は運転するのが怖いと感じている人間なので、「もし前の車がよけてくれなかったり、よけそこなったりしたら、どうするんだ?」というふうに、ついつい考えてしま

    ものすごく他人を信じている人々 - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2006/06/08
    >本人だけが「反社会的行為」をやっているつもりで、実際は、他人に必要以上に期待している、「甘い」人間  いるよ、それも山ほどいるよ。
  • オタク・イズ・デッド? - 琥珀色の戯言

    http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20060527/p2 ニーチェが「神は死んだ」と叫んだ後も、神が地球上からいなくなることはありませんでした。 でも、この言葉が現代にも広く伝えられているのには、やはり、そこに真理が含まれているから、なのですよね。 この言葉は、「神」という存在の絶対性の喪失をあらわしていたわけです。 ニーチェと岡田さんを比較することそのものの是非はあるとは思いますし、僕は直接岡田さんの話を聞いていたわけではないのですけど、僕も、「(今までの意味での)オタクは、失われつつある」と感じています。 いや、例えば20年前には、「アニメ好きの中学生」なんていうのは確実にクラスで浮いた存在で、同好の士たちがクラスの片隅に固まって梁山泊を作り上げていましたし(僕は、そのグループにカテゴライズされるのが怖かったので、ごく普通に「ひょうきん族」の話をしたりしなが

    オタク・イズ・デッド? - 琥珀色の戯言
    umeten
    umeten 2006/05/29
    もちろん、こういうのって、「オタクだから」というよりは、「もともと精神を病んでいる人たちが、オタク的な行動を対外的にとっている」というだけのことなのかもしれません