おいしいコーヒーのいれ方 (10) 夢のあとさき (JUMP j BOOKS) 作者: 村山由佳,志田光郷出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/05/26メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (35件) を見る今回の「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズは、新たな事件と新たな発見があって面白かった。 離れ離れに暮らすことになった勝利とかれんの恋はどうなるか、この本で明らかになった。私は正直、読む前は過小評価していたが、それは覆された。 恋人に逢えないというのは非常に苦しいものだろうか。二人の苦しみ方はそれぞれ違うものだった。 そんな二人が、逢う機会があり、いざ逢ってみると二人の求めていたものが違い、不満が増える。ベクトルによっては、恋することは最高に幸せなことだけど、一歩間違えれば、とんでもなく不幸に落ちてしまう、それを改めて思い知らされた。 この本の最後はかれ
おいしいコーヒーのいれ方 (10) 夢のあとさき (JUMP j BOOKS) 作者: 村山由佳,志田正重出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/05/26メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 10回この商品を含むブログ (35件) を見る かれこれ10年以上も続いているシリーズです。かれんと勝利の関係も、結構リアルに嫉妬したりそれを話し合うことで互いの理解を深めたりしているのが良いです。勝利はいつまで大学生なのだ、と思ったり、今はスポーツ(陸上)に燃えているけれど、もうすぐ就職の問題もあがってくるでしょう。なんだかんだいってかれんはもう働いているし、職を変えるほどの経験もつんでいます。それに引き換え勝利はまだ大学生で、今回のように社会人が本腰を入れて動き出すと力不足の感は否めません。勝利はどんな職業に就くのでしょうか。まさか喫茶店とかではないと思うのですが、大学で何を学ん
おいしいコーヒーのいれ方 (10) 夢のあとさき (JUMP j BOOKS) 作者: 村山由佳,志田光郷出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/05/26メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (35件) を見るというわけで、1巻発売から12年弱、物語の中でも3年が経過しているにもかかわらず、 一向に進展してくれないもどかしいシリーズの10作目でございます。 しかし、あらすじ紹介や帯の文句はちょっといただけないですね。 意外性で勝負するようなお話ではないのですから、 内容の想像がつくようなのは避けた方がいいと思うのですが。 今回は情けない勝利の姿が延々と描かれていて 読んでいて鬱になったのですが、 うまくいかない時は悪いことが重なっていく、と思ってしまうのは こういう感じなんですよね。 視野が狭くなって普段なら何でもないことでも流せないほど余裕がなくなる。 ま、
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