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【ニューヨーク=関根沙羅】スウェーデンの高校生で、環境保護活動家のグレタ・トゥンベリさん(16)は30日、ニューヨークの国連本部前で開かれた抗議集会に参加した。国連総会のエスピノサ議長とも面会し、9月23日に開かれる国連気候行動サミットで、各国の代表が気候変動問題に対して行動を取るよう求めた。トゥンベリさんは、1年前に毎週金曜日に学校を休んで議会前で気候変動への積極的な政策を求めるストライキを
ブリュッセルを本拠に活動する法律家は、こう口をそろえる。「企業経営者にとって違反するのがとても簡単な法令だ」「そもそも出発点が違法状態。今のままでいると違法とみなされる恐れがある」欧州連合(EU)加盟28カ国から選ばれた議員で構成する欧州議会は、個人情報保護に関する新規則を近く採択する見通しだ。個人情報保護に関する規制はEUが世界でも最も厳しい法制を敷いている。新規則の柱は違反した企業に対
イタリアの株式市場も、リスクの指標となる国内銀行株を中心に株価を下げた。国債デフォルトに対する保証料率も上昇した。 さらに、イタリアが新たな国際金融危機の引き金を引くのではとの懸念さえ浮上する。特に、再び総選挙が行われ、それが事実上、通貨ユーロに対する信任投票となった場合が危険だ。 イタリアでは今年3月に総選挙が行われ、ポピュリズム政党の「五つ星運動」と極右 の「同盟」が合わせて議会の過半数となる議席を獲得した。我々は総選挙前から既に、市場がこの国の危機にあまりにも無頓着だと警告していた。現在のイタリアの政治危機は一時的なものではない。この国はこれから、抜き差しならないジレンマに国を挙げて直面せざるを得ないのだ。それは、ユーロに縛られ続けるか、それとも経済的、政治的、制度的主権を取り戻すべく努力を始めるか、というジレンマである。 我々は、短期的には、イタリアは妥協しユーロ圏に留まる道を選ぶ
【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)は11日、ブリュッセルでユーロ圏財務相会合を開き、交渉が難航するギリシャ金融支援問題を協議する。凍結中の支援融資を再開する条件である財政改革を巡ってEU側とギリシャ政府の隔たりはなお大きく、今会合での決着は厳しい見通しだ。ギリシャの資金繰りが深刻さを増すなか、いまの支援を再開する期限である6月末が迫ってきた。EUは国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(E
イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載した仏週刊紙『シャルリエブド』の本社を襲撃するテロ事件から2週間が経った。欧州は「表現の自由」を錦の御旗に団結する。中東やアフリカのイスラム教国家は「預言者への侮辱は許せない」と反発する。 そうした中で米国内では、事件直後に行なわれた反テロ行進にオバマ米大統領が参加しなかったことを巡って論議が続いている。この行進には、英仏独の首脳はもちろん、パレスチナ自治政府のアッバス議長まで参加した。 興味深いのは保守派とリベラル派のそれぞれにオバマ支持派と不支持派がおり、議論が交差している点だ。オバマ批判の口火を切ったのは、保守系の米ウォールストリート・ジャーナル。それにリベラル派の米ワシントン・ポストが追い討ちをかけた。 ウォールストリート・ジャーナルは1月13日付の社説で、「イスラム教徒たち(Islamists)は西洋の自由、西洋文明を脅かすという政治的イ
ロシアが3月中旬にクリミア半島を併合してからも、ウクライナ情勢はエスカレートの一途をたどっている。 ウクライナ東部で高まる緊張 ウクライナ東部のスラビャンスクでは、4月12日に正体不明の武装勢力が警察署などを占拠した。翌日にはウクライナ軍の特殊部隊が、武装勢力を排除しようとして銃撃戦となり、双方に死傷者が出た。これらの武装勢力は他にもウクライナ東部の4つの町で、政府機関の建物を占拠している。北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務局長は、「クリミア半島で住民投票が行われる前に、空港などを武装勢力が占拠した状況に似ている」と述べ、これらの武装勢力の暗躍にロシアが関与している可能性を示唆した。プーチン大統領はロシアの関与を否定している。 国連の安全保障理事会は4月13日に、ウクライナ危機がエスカレーションしたことを受けて緊急会議を召集。米国とロシアの国連大使が非難し合う光景は、東西冷戦たけ
英国南部のポーツマスに勇敢な女性がいる。カレン・マーフィーさん。地元のパブを切り盛りするこの女性は、かつてギリシャのテレビ局が放送するイングランド・プレミアリーグの試合を店内で客に見せていた。
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