失言癖で有名なイタリアのベルルスコーニ首相(72)は7日、同国中部地震の被災者が暮らすテントを訪れた際、子どもたちに「テントで暮らすのはキャンプに行くようなもの」と発言した。ANSA通信が伝えた。 首相は8日、発言の真意を尋ねられると「悲観的な雰囲気を楽観的なものにしたかった。子どもたちは笑っていた」と説明した。 首相はまた同日の記者会見で、震災により「個人記録を打ち破った。44時間寝ていない」と自らの頑強さを強調。首相は6日の地震発生以来、3日連続で現地に足を運び、視察や記者会見に臨んでいる。(共同)