名古屋鉄道と明治村は、1907年まで名古屋電気鉄道(名鉄の前身)の市電車両として使用していた「旧・名古屋電気鉄道 第1号電車(略称「名電1号」)」を、博物館明治村で展示・一般公開する“名電1号里帰りプロジェクト”を開始する。 これは、明治村開村50周年(2015年3月18日)を記念して、名鉄グループを挙げて行う記念事業の一つ。「名電1号」は現在、札幌市交通局所有の交通資料館にて、「木製電車22号車」として保存されているが、これを期間限定で借り受けて明治村に展示するという計画だ。 それに先立ち、「名電1号」を11月29日(金)から12月3日(火)にかけて、北海道札幌市より海路(太平洋フェリー)と陸路にて、修理工場のある大阪府大阪市に輸送。その後、同車両の一部の修理を施し、名鉄創業120周年に合わせ、2014年6月より博物館明治村にて展示・一般公開する予定だ。 なお、明治村での展示は2020年