Marc Andreessen氏の世界観は、一言でいうとソフトウェアだ。 Netscape Communicationsを共同創設し、現在はシリコンバレーの強力なベンチャー企業Andreessen-Horowitzを共同経営するAndreessen氏の立場から見れば、ソフトウェアの影響を受けない業界など存在しない。同氏はThe Wall Street Journal(WSJ)に寄稿し大きな議論を呼んだ記事の中で、「ソフトウェアが世界を飲み込んでいる」と書いている。 ソフトウェアは音楽と出版を飲み込んだ。広告業界も侵食しているし、Tower Recordsのような小売店も丸呑みした。そうした例はほかにいくらでもある。 安全な領域はない。だからこそ、Andreessen氏は大きな好機を見いだしている。 同氏の楽観主義に拍車をかけているのは、ブロードバンドの普及、クラウドコンピューティング、そし
今年のはじめに「今年こそWebサービスを作りたい人に伝えたい5つのこと(+番外編)」というブログ記事を書きましたが、個人開発して起業した「Q&Aなう」や「パパパパ開発合宿」の運営を通じて、僕が今年1年でさまざま経験したことを盛り込んで、いま改めてWebサービスについて考えていることを書いてみようと思います。とくに個人開発者の方やこれからWebサービスを作りたいと考えている人たちに読んでもらえたら、とても嬉しいです。 僕自身の実体験を元に構成しているので、人によって役に立ったり、立たなかったりかもしれませんが、その点はご容赦を。 例によって長文になったので、目次を作りました。 1. 目標を立てる、目的意識をしっかり持つ 2. 作らないと始まらない 3. ”プロトタイプ開発者”になろう 4. プログラミングは怖くない 5. 最初から完璧を求めない 6. デザインがすべてを作る 7. スタートダ
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