2015年04月12日10:47 外国人に語らせた愛国ポルノ本の虚妄 カテゴリ本歴史修正主義 manfor Comment(0)Trackback(0) 「なぜアメリカは対日戦争を仕掛けたか」 (加瀬英明/ヘンリー・ストークス/藤田裕行) 祥伝社新書。図書館で借りて、読む。 内容的には真新しくもない。例の通りの人々が例の通りに虚構の歴史を弁じまくるという。インターネットに溢れる大日本愛国教の神話を活字にしただけのような記述が延々と続く。 アメリカがいかに悪辣で、日本がいかにアジアと世界の希望だったか、すなわち靖国主義の立場からあの戦争を二部に分けて語る構成だ。 第一部での加瀬英明、第二部での「翻訳」担当の藤田裕行による浅はかで臆面もない対米戦争正当化の主張はいずれも、正読に堪えぬ酷さと言っていい。 しかし今回、これにヘンリー・ストークスという「親日家」の英国人を加え、外側から日本の立場を擁
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