【ソウル=水沼啓子】韓国の人気5人組グループ、東方神起が無期限で活動を休止すると、日本の所属事務所、エイベックス・マネジメントが3日に発表したニュースは、韓国芸能界にも波紋を広げている。韓国内では今回の発表を事実上の“解散宣言”とみており、人気絶頂期にあるだけに惜しむ声も多い。 昨年7月、ジェジュンら3人のメンバーが13年間という長期契約の不当性などを主張し、韓国の所属事務所、SMエンターテインメント(以後、SM)との専属契約無効を求める仮処分申請を起こしたころから、解散の危機がささやかれていた。最近では残る2人との亀裂も深まり、グループとしての活動はこれ以上は困難とされてきた。 3人のメンバー側の法律事務所によると、東方神起は2004年のデビュー以降、SM側の指示に従い、ほぼ毎日3、4時間の睡眠時間以外には自由な時間を持つこともできずにスケジュールを消化し続けてきた。アルバムの収益も50