タグ

社会とhistoryに関するurza358のブックマーク (3)

  • 近未来建築「中銀カプセルタワー」に未来はあるのか

    ヒューチャリスティックな建築の驚異「中銀カプセルタワー」(銀座8-16)が、保守・保存に対する地元のサポートが得られないまま、存続の危機に立たされています。 中銀は、故・黒川紀章氏が設計した1970年代メタボリスト様式(Wikipedia版)のビルです。地下1階・地上一部13階建て。中には住居・オフィスに使える「カプセル」という個別ユニットが140戸入ってます。 メタボリズム運動が目指したのは、体の新陳代謝のように環境に合わせて順応し、成長し、取換え可能な建築新システムの創出。1970年大阪万博で近未来住宅の可能性として提唱した「カプセル住宅」を、2年後の1972年に最初に具体化したのが中銀です。組み立て式のプレハブ住宅の走りと言えるかもしれません。因みに黒川氏は日初のカプセルホテル「カプセルイン大阪」(1979年)を設計した人物でもあります。 このビルと日のメタボリズム運動につい

  • 地図の歴史

    地図の歴史にまつわるエピソードを書いてみました。文献を読んで気に入った部分を適当にピックアップしただけで、教科書のように体系的にまとめられているわけではありませんが、コーヒーブレイクとして、暇があったら少しずつ読んでみてください。 古代 … 地図が生まれた時代 1.地図のはじまり 2.大地は球である 3.日時計で地球の大きさを測る 4.地球に線を引く 5.プトレマイオスの『地理学』 6.ローマのロードマップ 7.中国の地図史 中世 … 聖書と神話の時代 1.聖書に生きる人々 2.キリスト教の世界観 3.オリエンテーション 4.ポルトラノ海図 5.コンパス 6.ルネサンス 大航海時代 … 探検と発見そして征服の時代 1.インドへの道 2.コロンブスの誤算 3.新大陸と太平洋 4.地球儀 5.印刷と出版 6.メルカトルの発想 近代 … 科学の進歩と地道な測量の時代 1.三角測量 2.地球は楕円

  • 地図の歴史 / 中世

    (1).古代文明の終焉 繁栄を誇ったローマ帝国も、領土の拡大とともに求心力が弱まり、395年には東西に分裂しました。同じころアレクサンドリアでは、図書館がキリスト教徒に焼き討ちされ、7世紀にはイスラムに支配されたことで、ヨーロッパからギリシア文化は姿を消しました。ローマの行政と軍事システムの崩壊は、北部ヨーロッパに住んでいたゲルマン民族の侵入を許し、476年ついに西ローマ帝国が滅亡してしまいました。ゲルマン民族は文明化されていない民族の多くがそうであるように、原始的な多神教で自然崇拝の傾向が強かったのですが、ローマで公認されたキリスト教がしだいに勢力を伸ばすと、古い伝統や習慣が新しい理念に取り込まれていき、中世の宗教世界を形成していきました。厳格な宗教が科学技術を持たなかった社会と結び付くと、ギリシアの科学もローマの工学もことごとく否定され、失われていきました。 (2).聖書がすべて 教会

  • 1