2008年のベスト(ちなみの今年発刊ではなくて僕が読んだ中で)/海燕さんの記事を見て思いつきの真似です(てへ) 小説部門 1位『ローマ人の物語』塩野七生 ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) 新潮文庫 塩野 七生 新潮社 2002-05 売り上げランキング : 1548 Amazonで詳しく見る by G-Tools 壮大にして悠久のローマ帝国衰亡史。今まで読んでいなかったことは、人生の損失だ!と嘆くほど良かったです。これを一気に読むと、様々な本の読み方が、かなり変わります。本は参照されている根源のモノを読むと、同じテクストからでも引き出せる量が変わります。ローマ帝国の歴史は、読書人(特に欧米や知識人)にとっては、ほぼ常識のようなものなので、ああこれってこの比喩なのか!と驚くことが多かったです。とはいえ、そんな難しいこと抜きにも、田中芳樹さんの『銀河英雄伝説』バリの血
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