この記事はFringe81 アドベントカレンダー2017の16日目です。 始めに ES6のimport/exportについては ・基本的にexport defaultを使う ・exportする対象が複数あれば、exportを使う ・exportされたモジュールはimportで受け取る ぐらいの雑な理解をしてました。 「基本的にexport defaultを使う」については、Design goals for ES6 modulesにて、以下のように言及されてます。 16.8 Design goals for ES6 modules If you want to make sense of ECMAScript 6 modules, it helps to understand what goals influenced their design. The major ones are: ・D
エントリーポイント エントリーポイントとは、アプリケーションの中で一番最初に呼び出される部分のことです。 「Ajax通信:エントリーポイント」のユースケースでは、エントリーポイントはHTML(index.html)のみでした。 まずHTMLが読み込まれ、次にHTMLの中に書かれているscript要素で指定したJavaScriptファイルが読み込まれます。 今回のTodoアプリはJavaScriptの処理をモジュール化し、それぞれのモジュールを別々のJavaScriptファイルとして作成していきます。 JavaScriptモジュールはHTMLから<script type="module">で読み込むことができますが、script要素ごとに別々のモジュールスコープを持ちます。 モジュールスコープとは、モジュールのトップレベルに自動的に作成されるスコープで、グローバルスコープの下に作られます。
JavaScriptには、モジュールという仕組みがあります。ECMAScript 2015のModulesの標準仕様として策定されており、現在はすべてのブラウザで利用できます。この機能は、ES2015 Modules、ECMAScript Modules、ES Modules、ESMなどと呼ばれています(以下、ES Modulesと記載します)。 webpackやViteなどのフロントエンドのツールを通して、すでにES Modulesを使っているエンジニアも多いと思います。この記事では、ブラウザネイティブで使えるES Modulesに焦点をあて、ES Modulesの導入で解決できる課題と利点を紹介します。 HTML+JSではモジュールの仕組みがなかった JavaScript自体には他のJSファイルを取り込む標準的な仕様が昔は存在しませんでした。外部JSファイルを読み込みたい時に、HTML
以下はTHE COMPLETE ECMASCRIPT 2015-2017 GUIDEの日本語訳です。 THE COMPLETE ECMASCRIPT 2015-2017 GUIDE Introduction JavaScriptの記事を読むたびに、必ず以下のような用語が目に入ってきます。 ・ES3 ・ES5 ・ES6 ・ES7 ・ES8 ・ES2015 ・ES2016 ・ES2017 ・ECMAScript 2017 ・ECMAScript 2016 ・ECMAScript 2015 それぞれどういう意味なのでしょうか。 これらは全て、ECMAScriptという技術標準のことを指しています。 ECMAScriptはJavaScriptのベースとなっている技術標準であり、しばしばESと短縮して呼ばれます。 JavaScript以外にもECMAScriptを実装している言語は存在します。 ・A
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く