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ブックマーク / kanimaster.hatenadiary.org (2)

  • プライドの高そうな表現 - 蟹亭奇譚

    「すべからく」の用法が正しいか間違っているかに関係なく、文章や発言の中に「すべからく」の言葉を使う人はプライドが高いのではないか? または、自分の教養の高さをひけらかしたいか、語彙の多さを見せつけたいか、見栄を張りたいか、背伸びした表現を使いたいか、のいずれかだろうと思われる。 「すべからく」のこと、その4 - takoponsの意味 僕もプライドが低いわけではないので、見栄を張ったり背伸びをしたりすることが多いのだけれども、こういった決まり文句(というか常套句)は常々気になっている。 彼の行方は杳として知れない。 「はっきりわからない」ではだめなのか。 寡聞にして知らない。 辞書には「見聞の狭いこと。主に謙遜の意で用いる。」とあるが、ちっとも謙遜になっていない例である。 蓋し名言である。 来の語義を失い、もはや「名言」にかかる枕詞と化しているようである。 これらの月並みな表現は須く濫用

    プライドの高そうな表現 - 蟹亭奇譚
  • 第1講 文学とは何か - 蟹亭奇譚

    http://homepage2.nifty.com/akoyano/juku/top.html - 文学コース 講義ノート 講義の最中にとったノートをほぼそのまま写したものなので、文責はすべて kanimaster にあります。 文学とは、明治維新以前の時期は漢文・漢詩を意味するものだった。 詩と小説。詩が一番だった。ex.ホメロスの叙事詩 水滸伝、三国志などは稗史(はいし)小説と呼ばれる。 シェークスピアの戯曲は、詩の形で書かれた。 文学は知識人のためのものであって、民衆には理解できなかった。 ダンテ 『神曲』 も詩で書かれた。 日には和歌があるが、漢詩が多く書かれた。 短歌、俳句、都々逸。「宮さん宮さん」(明治維新の頃の軍歌) 日の詩には「型」がない。 日には英雄叙事詩がない。『古事記』、『平家物語』は詩ではない。 曲亭馬琴は 『南総里見八犬伝』 を七五調で書いた。 俳句は元々

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