NAT 以下の図を使用してNATの動作を見ていきましょう。 この図の場合、LAN側のPCのアドレスは 10.1.1.2 が振られています。 もし、このアドレスのままパケットをインターネットへと送信したとしても、 すぐに破棄されてしまいます。 なぜならインターネット上にプライベートIPアドレスをもつパケットが やってくるとすぐに破棄されてしまうためです。 そこでLANとインターネットの間にあるブロードバンドルータで、 送信元IPアドレス(10.1.1.2)を、自身が保持している グローバルIPアドレス(210.124.5.21)に置き換えてインターネットへ パケットを送信します。 このときの変換前と変換後のIPアドレスを自身のテーブルに 記録しておきます。 このテーブルのことをNATテーブル(あるいは変換テーブル)といいます。 そのパケットが目的のサーバへと到達すると、そのパケットに対する返