今回は、先日リリースされたRed Hat Enterprise Linux 7 (以降、RHEL7)について、WEBサーバーの起動までに必要な作業を例に、これまでのバージョンとの違いやRHEL7の特徴について紹介します。 RHEL7での主な変更には、次のようなものがあります。 kernelは3.10となります。Fedora 19をベースにしています。 アーキテクチャは64bitのみとなりました(32bitライブラリ有り)。 ブートローダがgrub2になりました。 デフォルトのファイルシステムがext4からxfsに変更になりました。 起動処理がinitからsystemdに変更になりました。 net-toolsがデフォルトでインストールされなくなりました。 ifconfig、route、netstatなどのコマンドはデフォルトでは利用できません。 iprouteパッケージを利用してください。