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bookとamazonに関するurza358のブックマーク (508)

  • 表象の奈落 フィクションと思考の動体視力 / 蓮実重彦/著 - オンライン書店 e-hon

    1 墓の彼方の追想(倦怠する彼自身のいたわり―ロラン・バルト追悼 ジル・ドゥルーズと「恩寵」―あたかも、ギリシャ人のように ほか) 2 フーコーの世紀(フーコーと“十九世紀”―われわれにとって、なお、同時代的な 視線のテクノロジー―フーコーの「矛盾」 ほか) 3 記号と運動(「魂」の唯物論的擁護にむけて―ソシュールの記号概念をめぐって 視線、物語、断片―ボッティチェルリの『春』と『ヴィーナスの誕生』 ほか) 4 近代の散文(『ブヴァールとペキュシェ』論―固有名詞と人称について 曖昧さの均衡―セリーヌ著『北』を読む ほか) 5 フィクション、理論を超えて(エンマ・ボヴァリーとリチャード・ニクソン―『ボヴァリー夫人』とフィクション 「『赤』の誘惑」をめぐって―フィクションについてのソウルでの考察 ほか) 不可能性を超えて、事件を炸裂させる〈力〉 バルト、ドゥルーズ、デリダ、フーコー、そしてフロ

    表象の奈落 フィクションと思考の動体視力 / 蓮実重彦/著 - オンライン書店 e-hon
  • テクストと表象 / 小西嘉幸/著 - オンライン書店 e-hon

    〈崇高〉、〈庭園〉、〈書簡体小説〉、〈自伝〉といった時代のトポスを、そしてルソー、モンテスキュー、ラクロなどの謎めいたテクストを縦横に読み解きながら、気鋭のフランス文学者が、18世紀西欧の文学と思想を現代に解き放つ。 書簡体小説の愉楽(崩壊譚―『ペルシア人の手紙』の面白さ イリュージョンの誘惑―『危険な関係』 恋愛のジェオ=ポリティクス―『新エロイーズ』〈エリゼの庭〉を読む) 表象空間の変容(庭のある風景 崇高なるもの―表象の臨界) 「私」の表象―ルソーと自伝(虚構、論理、エクリチュール―『ルソー、ジャン=ジャックを裁く―対話』 〈自伝行為〉―『対話』後日譚をめぐって テクストと「私」―書くナルシス)

    テクストと表象 / 小西嘉幸/著 - オンライン書店 e-hon
  • 寓意と表象・再現 / スティーヴン・J.グリーンブラット/編 船倉正憲/訳 - オンライン書店 e-hon

    文学と美術における寓意=アレゴリーと表象・再現=リプレゼンテーションとは何か。その複雑に絡みあう意味機能を解き明かす。パスカルの説得の寓意からバフチン、クールベまで…。

    寓意と表象・再現 / スティーヴン・J.グリーンブラット/編 船倉正憲/訳 - オンライン書店 e-hon
  • 病気と表象 狂気からエイズにいたる病のイメージ / サンダー・L・ギルマン/著 本橋哲也/訳 - オンライン書店 e-hon

    不健全なる精神に映える狂気というステロタイプ…癩から梅毒、そしてエイズまで百年の西欧史を書き換える視・表象の文化への鮮烈なクリティーク。 第1章 病気を再現描写する 第2章 狂気と表象 第3章 身体の再発見 第4章 自慰と不安 第5章 精神病院のイメージ 第6章 精神異常者が精神異常者を見る 第7章 精神異常者が精神異常者を見る 第8章 精神異常を視覚化する科学 第9章 医学的植民地主義と病気 第10章 オペラと同性愛、そして病気の類型 第11章 適正なセラピスト・イメージを構築する 第12章 心の病のカテゴリーとして精神分裂病を構築する 第13章 精神分裂病者を見る 第14章 エイズ患者を見る

    病気と表象 狂気からエイズにいたる病のイメージ / サンダー・L・ギルマン/著 本橋哲也/訳 - オンライン書店 e-hon
  • 王の肖像 権力と表象の歴史的哲学的考察 / ルイ・マラン/〔著〕 渡辺香根夫/訳 - オンライン書店 e-hon

    ルイ・マランの権力批判。「国家、それは私である」―絶対君主・ルイ十四世治下の表象世界(王の正史・記念メダル・寓話・地図・宮廷娯楽等々)の記号論的分析を通して、「王」とは王の「肖像」(権力の表象)にほかならないことを鋭く抉り出す。 序 三つの定式 序曲 王あるいは正義とされた力パスカルの評釈 第1幕 「国家、それは私である」あるいは王の語り 間奏曲 追従者の言説あるいは王の称揚 第2幕 「これは私のからだである」あるいは秘跡による王 間奏曲 王の貨幣と君主の肖像 第3幕 「カエサルの肖像はカエサルである」あるいは額縁のなかの王 フィナーレ 合法的簒奪者あるいは遭難者・王

    王の肖像 権力と表象の歴史的哲学的考察 / ルイ・マラン/〔著〕 渡辺香根夫/訳 - オンライン書店 e-hon
  • 思考の図像学 文学・表象・イメージ / アンガス・フレッチャー/〔著〕 伊藤誓/訳 - オンライン書店 e-hon

    セルヴァンテス、ミルトン、ヴィーコ、スターン、ゲーテ、コウルリッジ、スティーヴンズなど古今の作家の思考のドラマを甦らせ、文学作品が思考過程を投影・表象・表出する方法を探りつつ、思考の図像=かたちとしての文学を捉えなおす。 第1部 思考の表象化(思考の図像学 思考の図像学の二つの枠 英国ルネッサンスにおける機知の錯乱 立って待つ、旅する光) 第2部 表象的思考(アレゴリー的秘密、格言的不明瞭さ ルネッサンス詩学における予言の言語ゲーム 虚言の父 『ディピントゥーラ』 ほか)

    思考の図像学 文学・表象・イメージ / アンガス・フレッチャー/〔著〕 伊藤誓/訳 - オンライン書店 e-hon
  • 顔 / アレグザンダー・スタージス/著 田中純/監訳 小沢京子/訳 - オンライン書店 e-hon

    いかにして顔の描写によって個性を示すことができるのであろうか。画家たちはいかにして殉教者と罪人の、農夫と詩人の顔つきを区別してきたのであろうか。私たちはいかにして顔の表情を理解するのであろうか。そして、その読解はどれほど主観に左右されているのであろうか。このような諸問題に、とりくんでいる。そして、顔の流行の変化、美の理想の多様性、肖像画家が類似性を確保しつつ性格を伝える方法といった点について、貴重な糸口を提供している。

    顔 / アレグザンダー・スタージス/著 田中純/監訳 小沢京子/訳 - オンライン書店 e-hon
  • ローラのオリジナル / ウラジーミル・ナボコフ/著 若島正/訳 - オンライン書店 e-hon

    ナボコフが遺した138枚の創作カードに記された長篇小説『ローラのオリジナル』。いま未完の物語の全体像に迫る。 ナボコフ,ウラジーミル (ナボコフ,ウラジーミル) Nabokov,Vladimir 1899.4.23‐1977.7.2。ロシアのサンクト・ペテルブルクの名門貴族の家に生まれる。父親はロシア帝国議会議員で、立憲民主党の創立者の一人。1917年、ロシア革命勃発によりヤルタへ避難、19年、家族とともにドイツに亡命。イギリスのケンブリッジ大学トリニティ・コレッジを卒業後、23年からベルリンに住み、シーリンの筆名でロシア語による創作活動を開始する。40年、アメリカに渡って市民権を獲得し、ウエルズリー大学やコーネル大学で文学を教える傍ら、英語での執筆活動に取り組む 若島 正 (ワカシマ タダシ) 1952年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。『乱視読者の帰還』で格ミステリ大賞、『

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  • 世界の尺度 中世における空間の表象 / ポール・ズムトール/著 鎌田博夫/訳 - オンライン書店 e-hon

    西洋中世の人びとの歩行・騎行が、閉ざされた空間をどのように開き、拡げていったか。旅行記や記録をはじめ、口頭伝承や文学作品、地図や絵図、建築・道路、さらに劇場としての都市等々、あらゆる表象形式を博捜して、世界の「尺度」の開発および「場所」の認識、宇宙観・時空観の位相と変遷を読み解く。

    世界の尺度 中世における空間の表象 / ポール・ズムトール/著 鎌田博夫/訳 - オンライン書店 e-hon
  • 十八世紀の恐怖 言説・表象・実践 / ジャック・ベールシュトルド/編 ミシェル・ポレ/編 飯野和夫/訳 田所光男/訳 中島ひかる/訳 - オンライン書店 e-hon

    理性が世界を隈なく照らし出すと信じた啓蒙期の知的文化の中心になお留まっている恐怖の諸相を、聖書画像・刑罰制度・独裁政治・人いネズミ・性的不能・小説のヒロイン・ベドウィン神話・アジアコレラなどに読み取り、光の時代の深層に潜む人間の暗黒を問う。 恐怖―実践と反省(恐怖から不安へ―幼い子供用に作られた最初の聖書画像集における巧みな演出(一七七四‐一七七九年) 「懲罰の恐怖で犯罪をたじろがせよ」―十八世紀の刑法学者たちにおける恐怖による教育 ほか) 恐怖の表象(シラノ・ド・ベルジュラックからカサノヴァまでの投獄の話におけるネズミへの恐怖 十八世紀における不能の恐怖と叙述装置 ほか) 空間の中の恐怖(洞窟への下降と死の恐怖の象徴的体験―十八世紀のいくつかの旅行記について 克服された恐怖―十八世紀のフランス人旅行者におけるベドウィン神話の出現 ほか) 現実態の恐怖。批評=フィクション(人間の恐怖)

    十八世紀の恐怖 言説・表象・実践 / ジャック・ベールシュトルド/編 ミシェル・ポレ/編 飯野和夫/訳 田所光男/訳 中島ひかる/訳 - オンライン書店 e-hon
  • サルマン・ルシュディの文学 「複合自我」表象をめぐって / 大熊栄/著 - オンライン書店 e-hon

    1989年2月14日ヴァレンタイン・デー、世界を駆け巡ったホメイニによる「ファトワ」が、この作家への興味を掻きたてた事実は否めないが、事件が作家の周辺的出来事に後退しつつある今、ようやく彼を、作家として評価し研究する気運が盛りあがりつつある。書は、ひとつひとつの作品の分析からルシュディの「複合自我」へのこだわりを読みとり、多元主義的セキュラリズムという彼の立場を明らかにするとともに、「危険な冒涜者」ルシュディに冠せられた数々の誤解を解く、邦初の格的研究の集大成である。 序章 サルマン・ルシュディの「複合自我」表象 第1章 「複合自我」の象徴としての鳥―『グリマス』について 第2章 「複合自我」の「歴史」的位相―『真夜中の子供たち』について 第3章 「複合自我」の「政治」的位相―『恥辱』について 第4章 「複合自我」の「移民」的位相―『悪魔の詩』について 第5章 「複合自我」の「愛」の

    サルマン・ルシュディの文学 「複合自我」表象をめぐって / 大熊栄/著 - オンライン書店 e-hon
  • 映画と表象不可能性 / 四方田犬彦/著 - オンライン書店 e-hon

    映画の極限を見つめる。アルトー、パゾリーニ、ゴダール、ストローブとユイレ音と映像、歴史と哀悼、思考の不能をめぐる著者ひさびさのヨーロッパ映画論集。 アルトー、映像と思考の不能 パゾリーニとバッハ、『アッカトーネ』 ストローブ/ユイレとバッハ、『アンナ=マグダレーナ・バッハの日記』をめぐって ストローブ/ユイレのシェーンベルク解釈 ストローブ/ユイレと『モーゼとアロン』 ゴダールのジガ・ヴェルトフ時代 映画における哀悼的想起―大島渚、パゾリーニ、ファスビンダー すべて天の呪い給うところ―ファスビンダーとメロドラマ

    映画と表象不可能性 / 四方田犬彦/著 - オンライン書店 e-hon
  • 近代フランスの誘惑 物語表象オリエント / 小倉孝誠/著 - オンライン書店 e-hon

    書は近代フランス、より正確には十九世紀から二十世紀初頭に至るまでのフランスの文学、メディア、芸術、社会を対象にした論考を集成したものである。 第1部 文学を読み解く(欲望と蕩尽の物語―バルザック『あら皮』を読む 諷刺の美学―フローベール『紋切型辞典』の射程 オリエントの誘惑―マクシム・デュ・カン、フローベールと東方旅行記の系譜 大衆小説の射程―ウージェーヌ・シュー作『パリの秘密』をめぐって ほか) 第2部 近代を遊歩する(犯罪はどのように語られてきたか 写真と東方紀行―マクシム・デュ・カンの場合 ベル・エポックの残像―ウージェーヌ・アジェとその時代 彫刻家ロダンはいかにして創られたか) 小倉 孝誠 (オグラ コウセイ) 1956年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。パリ第4大学文学博士。慶應義塾大学文学部教授。専門は、近代フランスの文学と文化史。特に歴史、身体、病理、ジェンダーなどを手掛

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  • 表象と倒錯 エティエンヌ=ジュール・マレー / 松浦寿輝/著 - オンライン書店 e-hon

    “表象”から“イメージ”へ。医学・生物学の大家として栄光に輝いたE=J・マレー―西欧近代の“知”の完璧な体現者でありながら近代の閾を越えそこねた生理学者=写真家の実像に迫り、“表象”と“イメージ”の運命を華麗なエクリチュールで透視する渾身の力作。 1 倒錯者マレー(なぜマレーを愛するか 「表象の技師」とその偏執 生命と倒錯) 2 「近代」の閾(言語と言語ならざるもの 空気・浮游・性差 映画装置の勝利と敗北) 3 イメージ、その欲望と倫理(シネマトグラフの手前で 飛ぶ鳥は飛ばず ゼノンからアルベルティーヌへ) 松浦 寿輝 (マツウラ ヒサキ) 1954年東京生まれ。1976年東京大学教養学部教養学科フランス科卒業。1980年同大学大学院仏語仏文学専攻修士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(表象文化論、フランス文学)。詩人。小説家。映画批評家。著書として、『口唇論―記号と官能のト

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  • ニーチェ 文学表象としての生 / アレクサンダー・ネハマス/著 湯浅弘/訳 堀邦維/訳 - オンライン書店 e-hon

    ニーチェの読者が否応なく直面することになるのは、二群のパラドックスである。一つは、彼の著述に内包されている一群のパラドックスであり、それは彼の作品内容に属している。この種のパラドックスは、ニーチェ作品の様々な解釈が理解しようと目指しているものの一部をなしており、例えば、力への意志、永遠回帰、自己の性、道徳の非道徳的な諸前提といったものに関する彼の思想を包含している。もう一つは、彼の著述によって産み出される一群のパラドックスである。それは彼の著作の所産と言うべきもので、この種のパラドックスによって、ニーチェ理解、すなわち第一のパラドックス群も含めて彼の思想を解釈しようとする努力そのものが疑問に付されることになる。したがって、このような解釈の試みの一つである書もまた、これら二群のパラドックスと可能な限りの折り合いを付けようとするものである。

    ニーチェ 文学表象としての生 / アレクサンダー・ネハマス/著 湯浅弘/訳 堀邦維/訳 - オンライン書店 e-hon
  • 表象としての身体 / 鷲田清一/編 野村雅一/編 - オンライン書店 e-hon

    身体はたえず抽象化され、隠喩化されてきたために、何がその第一次的な機能かわからないほど豊かな意味の世界が見いだされる。巻では、身体が、さまざまな文化のなかで、どのように解釈され、表現されてきているかを考える。

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  • 表象としての母性 / 平林美都子/著 - オンライン書店 e-hon

    「母性」はいかに語られ、その言説によって母の実体として定着してきたのかを、英語文化、特に文学・映画作品から見る。そして、そこで扱われる摂異常、母娘関係、妊娠・出産のシーンなどが文学や映像でいかに表象されているのかを捉える。同時に「母性」がどのように時代のイデオロギーに影響を受けているのか、あるいは対抗しているのかを考察する。 母性論 第1部 英国の母性観(母性の誕生 フランケンシュタインとメアリー・シェリーのねじれた母性) 第2部 抵抗する娘たち(母の死は娘の解放なのか―「真ん中の引き出し」 べることと母娘の対立―マーガレット・アトウッドの『レディ・オラクル』 ほか) 第3部 映画の中の母性(母の娘でもなく父の娘でもなく―『マーニー』 家父長制度を拒絶・共謀する母―『ステラ』 ほか) 第4部 妊娠・出産の表象(語りえないものを語る―二人のジーニーの出産 『エイリアン』三作品における母

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  • 生きる場の人類学 土地と自然の認識・実践・表象過程 / 河合香吏/編 - オンライン書店 e-hon

    人は土地や自然と関わり合う…当たり前の事実であるが、文化人類学を含む人文諸科学は、これまで多くの場合、土地/自然を抽象化された表象、制度化された形式としてしか扱わなかった。直接的な土地利用から、地図や歴史的空間認識といった表象過程まで、生の自然が人間の生活に関与する具体相に迫り次世代の人類学を模索する意欲作。 第1部 環境との交渉のありか(鳥のお告げと獣の問いかけ―人と自然の相互交渉 「世界と直接出会う」という生き方―「東アフリカ牧畜民」的独自性についての考察) 第2部 活動空間を知る技法(世界最古の地図を「読む」―ベドリナの“地図”の時空間情報解析 ドドスにおける外界認識と行為の現場 「リニアな空間」―イバンの行動環境における線形表象に向けての序説 言葉の向こう側―セントラル・カラハリ・サンにおけるナヴィゲーション実践) 第3部 土地に刻印される生活世界(予測する遊牧民―モンゴルにおける

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  • 表象のエチオピア 光の時代に / 高知尾仁/著 - オンライン書店 e-hon

    イギリス人としてエチオピアへの初めての旅行者となったジェイムズ・ブルースの『旅行記』と、それをめぐる啓蒙期イギリスの知識人社会のありようを丹念にたどり、“異界”理解の可能性と限界を問う。 第1章 エチオピアを表象するということ(覚醒の舞台 この論考で使用した言葉に関して エチオピアへの関心 リプリゼント(表象)するということ) 第2章 生還した男(ブルースの帰国と、アフリカと南太平洋への関心 ブルースの人生 旅の真偽 ジェントルマン旅行者とイギリスの中枢 ブルースの自己表象) 第3章 神話、伝承、移りゆく時の記憶(幸福の谷 アイティオペスの土地 聖書に語られたアイティオピア 変わらざる古代東方 「衰退し崩壊する」世界という言説) 終章 ブルースの表象とその読者たち(イギリスの啓蒙主義 ブルースによる表象と表現 ダーウィンとルナ・ソサエティの希望 コールリッジ、黙示録の世界へ ヘンリー・ソー

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  • 追憶する社会 神と死霊の表象史 / 山泰幸/著 - オンライン書店 e-hon

    神殺し、異人自殺、憑依霊の伝説から偉人や民話の主人公まで、死者の霊の記憶、イメージは、江戸から近代へ社会編成の原動力となった。死者を追憶する社会としての近代社会の成立過程をたどる。 第1章 「神殺し」の記憶―外来者のフォークロアをめぐって 第2章 来訪する神―昔話「笠地蔵」をめぐって 第3章 神から貨幣へ―異人殺し伝説の生成 第4章 異人から死霊へ―異人自殺伝説の生成 第5章 死霊は語る―あの世の表象史 第6章 記憶の発掘―古墳伝説論 第7章 神になった偉人―人物記念と地域表象 第8章 再生する伝説―民話の再発見と地域づくり 貨幣経済の浸透によって民俗社会は解体したかというと、けしてそうではありません。江戸期から異人殺しの昔話や伝説が各地で語られ、さまざまなバリエーションが生まれたことに、著者は注目します。神や死者の霊という観念は近代化によって破棄されるのではなく、死霊の伝説、フォークロア

    追憶する社会 神と死霊の表象史 / 山泰幸/著 - オンライン書店 e-hon