「モナドとテンソル強度のサンプル」にて: テンソル強度(tensorial strength)関連の絵算が楽しいので説明しようと思ってるんですが、テンソル強度自体の定義や実例なしで計算方法を示しても面食らっちゃいますよね。で、実例を挙げます。今日は典型的な例を2つ。もっと面白い例を後日紹介するつもりです(つもり、ね)。 追加の例について書いてないけど、まーいいや、楽しい(?)絵算いってみましょう。 内容: 前置き ペアリングの定義 目標は結合律 絵算の準備 まだ絵算の準備 絵算で使うノード 絵算で使う法則 いよいよ絵算を実行 前置き 圏の対象はa, bなどの英小文字で表します。(C, +, 0)がモノイド圏、F:C→C はCの自己関手、(F, μ, η)がC上のモナドになっているとします。「モノイド圏を自己関手の圏に埋め込む」で導入した、Haskellのセクション風の書き方を使います。これ