アニメ映画『ザ・ファースト・スラムダンク』が韓国でも大ヒットしている。韓国では今年1月4日から上映が始まり、3月末時点で観客動員数は累計400万人を突破。韓国で上映された日本映画の興行成績で歴代1位になった。ノージャパン運動(日本製品不買運動)は、いつの間にか終わっていたらしい。政治問題と文化交流を分けて考える韓国の大人の対応と寛大な心に、日本は感謝と謝罪をするべきではないだろうか。 3月22日、韓国の大手紙『中央日報』に『ザ・ファースト・スラムダンク』に関する記事が掲載された。この記事はいきなり冒頭から「スラムダンクは日本の帝国主義的野心を隠している」という主張から始まり、その根拠としてキャラクターの名前が挙げられていた。赤木剛憲は日本海軍の空母・赤城と発音が同じ。三井寿は日本戦犯企業の三井と同じ。宮城リョータは皇居を象徴している。桜木花道は桜=日本精神を称え、帝国主義国家として花道を歩